2009年11月05日
文化ってすげぇ。
皆様今晩おはようございます。
今日は先日つったマダラの子、Codlingを食べたのですが、
とても美味しかったので料理カテを珍しく利用することにしました。
料理はド素人ですが、この旨さを伝えたくって・・・(笑)
仕事を終えて帰ってきた後、すぐ疲れてしまってソファーにごろり。
水曜どうでしょうを流しながらFestivalのAbyssってゲームをやっていたのですが、
眠気がこらえられず3時間近くも寝てしまいました。
今日はもうチャイニーズ・テイクウェイにしてしまおうと思っていたのですが、
幸か不幸か疲れが取れたようなので、
ちょいと手をかけて料理をすることにしました。
(Chinese Takeaway : お持ち帰り専用の中華料理屋のこと。弁当屋と言っても良い。)
なんと前菜からスタート(笑)
ほったらかしで少し悪くなりかけていたマッシュルームはソテーに。
サラダ油とバター、コショウと塩で少し強めに味付けたところに角切りトマトを。
こちらのサラダトマトは固めのものが多いので、多少いためても崩れません。
前菜はできましたがご飯がまだたけてないので、
メインははじめられません。
というわけでマッシュルームソテーを肴に一杯。
今日のビールはHoney Dew。
Camera : Nikon D40
イギリスはNorwich(ノーリッジ)にあるFat Catというパブでお気に入りだったビールです。
まさかアイルランドで飲めるとは・・・Tescoよありがとう!
(Tescoはヨーロッパ大手のスーパーマーケットチェーンです。)
ぱっと検索をかけた感じ、日本でも置いている店があるみたいですね。
お隣アイルランドにないのに日本にあるあたり、やはり日本は大国ですなぁ(笑)
マッシュルームソテーが自分でもびっくりするくらいうまくできていて、
とても美味しかったものですから既におなかが膨らんでしまいました。
しかもビールでなんだかいい気分。しかしまだ米は炊けていない。
疲れている日はここでやめてしまうところですが、今日は起きたばかりです。
作っても食べれるかどうか・・・・とにかくCodlingをさばきます。
毎度毎度思っていたのですが、Codlingはサイズのせいもあるのか、
普通に料理するとパサパサです。味もあまり感じられない。
醤油で煮たり、塩で焼いたり、天ぷらにしてみたこともありますが、いまいち。
ならばがっちり衣で包んでしまえば味が逃げず美味しいかな、と。
ようするに、何でCod(マダラ)といえばFish & Chipsなのかを確認と思ったしだいです。
メインに考えている料理はフリッターです。
アメリカンドッグみたいな衣で包んであるあれです。
こちらではフィッシュ&チップスにするのが普通ですが、
ものすごい手間がかかるのと材料もいろいろ必要なので、
さらっと作れる衣を用意することにしました。
まずはCodlingの下ごしらえ。
昨日のうちに腹を割き、すでに内臓、えら、浮き袋は除いてありますから、
びしっと頭を落とし、指で背骨を引っこ抜いてしまいます。
ぶりぶりぶりっときれいに取れてしまいます。
(新鮮じゃないと身がユルくなってしまい、うまくいかないのかもしれません。)
ちょっと引っこ抜く作業はグロいですが、
サイズが小さいため、私の腕では包丁を使うと身がなくなっちゃう。
あと、包丁を使うのは面倒という理由もあります。
背骨が抜けるとぺったり開くようになります。
から揚げの時にはぽりぽり食べれてしまうのですが、
フリッターだとちょっと不安ですのでひれを落とします。
ちょっと面倒でした。
次は衣。
衣(タネ)の材料
を順番に入れて行き、最後に泡だて器でガシガシかき回します。
牛乳は少なめに入れ、様子を見ながら少しずつ足して整えます。
目安は泡だて器の表面に、薄く均一にまぶさるくらい。
泡だて器にうまくまとわりついてくれれば、材料にもうまくのってくれます。
ちょっとゆるめ。たれるけれどもパタタタタッとはたれず、ぽたぽたな感じ。
衣ができたら冷蔵庫へいれます。短時間なら冷凍庫へ。
続いてサラダ油をフライパンに半分くらい入れ、弱火で火をかけます。
(うちの調理器具は電気なので、ガスのだととろ火以下かもしれません。)
タネが冷え、フライパンの油が温まるまでゲームに戻ります。
なお、火元を離れるときはくれぐれもお気をつけください。
我が家はリビングの一部がオープンキッチンとなっているので、
こういうことをしますが、キッチンが別の部屋の場合はおっかなくてできません。
私なら本かラップトップでも持ち込んで待つんじゃないかな。
さて、油があったまってきたらタネをお箸でポタッと油に落とします。
シュワーとなれば良い感じの温度です。
魚ですからあまり高いのはまずいです。ジュワーは高すぎのサイン。
火を止めてしばらく待ちましょう。
さばいたCodlingをタネにつけ、取り出したらしばらくホールド。
魚のみをうすーく、しかし満遍なくタネに包んで投入です。
複数揚げるときは、この作業を手早くやると時間差による調理差が抑えられるようです。
また、タネが温まってしまうとばらばら崩れやすくなります。
投入後はタネや素材が冷えているため温度が多少下がります。
火を若干強めにして、シュワーになったら弱くします。
シュワーが続いてくれるような火加減は、何度か試して探しました。
もっとも、がちがち温度調節スイッチを動かしてごまかすことも多いですが(笑)
魚は水気が多いので凝る人は2度あげるようですが、
面倒なので変わりに3~4回程度、表裏をひっくり返します。
あまり早くに箸をつけると衣がボロっとはがれるので注意が必要です。
両面にいい色がついたらキッチンペーパーにあげてしばらく放置します。
以前は油からあげた時点で料理が終わったと思っていましたが、
最近はここが一番難しい行程のような気がしています。
放置ってことは、いったんやってしまうと何もできないということなので、一番難しいです。
油はしっかりきったほうが良く、放置も思っているより長めにしたほうが吉のようです。
いったんペーパーに乗せたら、触らないほうが良く、
乗せるときには凹凸の多い面を下にします。
(放置する間にカリっとした食感が生まれ、食材にも余熱で火が通るようです。)
放置している間にソースというかベトベトつけて食うぜを準備。
マヨネーズにガーリックパウダーとコショウを少々混ぜ、
よくかき混ぜたらビン入り乾燥パセリを足してさらに混ぜて完了。
というわけで完成。調理時間は前菜から初めて1時間半程度かな。
薄くてサクサク、魚はほんのりうまみが香り、ガーリックマヨと良くあいました。
本当なら味をあれこれ伝えたいのですが、私の文才ではとても無理。
めっちゃくちゃ、それこそ腹が一杯なのにすべて食べてしまうくらい美味しかったです。
焼いたり煮たりではパサつくさかなを買って、フリッター、ぜひ試してみてください。
とにかく、馬鹿ウマです。
そして、つくづく思ったのは、文化ってすごいな、と。
一番美味しい方法で、なんでもなくどこでも売っている。
でもどっかの誰かがそれを考え、それが脈々と繰り返されることで、
ある方法が定着し、文化となっていくんですよね。
夏の間は日も長く、ついついつりが夜まで食い込み
調理する時間が取れませんでしたが、
これからは日も短い。料理に時間を使いたくなります。
なんだか、それもまたうまくできているな、という感じです。
そんなこんなで今日も大満足。
再び思うことには、意地でも釣りする時間を作らねば!!(笑)
パパ先制打
今日は先日つったマダラの子、Codlingを食べたのですが、
とても美味しかったので料理カテを珍しく利用することにしました。
料理はド素人ですが、この旨さを伝えたくって・・・(笑)
仕事を終えて帰ってきた後、すぐ疲れてしまってソファーにごろり。
水曜どうでしょうを流しながらFestivalのAbyssってゲームをやっていたのですが、
眠気がこらえられず3時間近くも寝てしまいました。
今日はもうチャイニーズ・テイクウェイにしてしまおうと思っていたのですが、
幸か不幸か疲れが取れたようなので、
ちょいと手をかけて料理をすることにしました。
(Chinese Takeaway : お持ち帰り専用の中華料理屋のこと。弁当屋と言っても良い。)
なんと前菜からスタート(笑)
ほったらかしで少し悪くなりかけていたマッシュルームはソテーに。
サラダ油とバター、コショウと塩で少し強めに味付けたところに角切りトマトを。
こちらのサラダトマトは固めのものが多いので、多少いためても崩れません。
前菜はできましたがご飯がまだたけてないので、
メインははじめられません。
というわけでマッシュルームソテーを肴に一杯。
今日のビールはHoney Dew。
Camera : Nikon D40
イギリスはNorwich(ノーリッジ)にあるFat Catというパブでお気に入りだったビールです。
まさかアイルランドで飲めるとは・・・Tescoよありがとう!
(Tescoはヨーロッパ大手のスーパーマーケットチェーンです。)
ぱっと検索をかけた感じ、日本でも置いている店があるみたいですね。
お隣アイルランドにないのに日本にあるあたり、やはり日本は大国ですなぁ(笑)
マッシュルームソテーが自分でもびっくりするくらいうまくできていて、
とても美味しかったものですから既におなかが膨らんでしまいました。
しかもビールでなんだかいい気分。しかしまだ米は炊けていない。
疲れている日はここでやめてしまうところですが、今日は起きたばかりです。
作っても食べれるかどうか・・・・とにかくCodlingをさばきます。
毎度毎度思っていたのですが、Codlingはサイズのせいもあるのか、
普通に料理するとパサパサです。味もあまり感じられない。
醤油で煮たり、塩で焼いたり、天ぷらにしてみたこともありますが、いまいち。
ならばがっちり衣で包んでしまえば味が逃げず美味しいかな、と。
ようするに、何でCod(マダラ)といえばFish & Chipsなのかを確認と思ったしだいです。
メインに考えている料理はフリッターです。
アメリカンドッグみたいな衣で包んであるあれです。
こちらではフィッシュ&チップスにするのが普通ですが、
ものすごい手間がかかるのと材料もいろいろ必要なので、
さらっと作れる衣を用意することにしました。
まずはCodlingの下ごしらえ。
昨日のうちに腹を割き、すでに内臓、えら、浮き袋は除いてありますから、
びしっと頭を落とし、指で背骨を引っこ抜いてしまいます。
ぶりぶりぶりっときれいに取れてしまいます。
(新鮮じゃないと身がユルくなってしまい、うまくいかないのかもしれません。)
ちょっと引っこ抜く作業はグロいですが、
サイズが小さいため、私の腕では包丁を使うと身がなくなっちゃう。
あと、包丁を使うのは面倒という理由もあります。
背骨が抜けるとぺったり開くようになります。
から揚げの時にはぽりぽり食べれてしまうのですが、
フリッターだとちょっと不安ですのでひれを落とします。
ちょっと面倒でした。
次は衣。
衣(タネ)の材料
- 小麦粉:カップ一杯くらい
- ベーキングパウダー:ティースプーンすりきり+ちょびっと
- 塩:スプーン半分
- 砂糖:スプーン半分とちょびっと<これがミソらしい
- 卵(中):1個
- 牛乳:適量
を順番に入れて行き、最後に泡だて器でガシガシかき回します。
牛乳は少なめに入れ、様子を見ながら少しずつ足して整えます。
目安は泡だて器の表面に、薄く均一にまぶさるくらい。
泡だて器にうまくまとわりついてくれれば、材料にもうまくのってくれます。
ちょっとゆるめ。たれるけれどもパタタタタッとはたれず、ぽたぽたな感じ。
衣ができたら冷蔵庫へいれます。短時間なら冷凍庫へ。
続いてサラダ油をフライパンに半分くらい入れ、弱火で火をかけます。
(うちの調理器具は電気なので、ガスのだととろ火以下かもしれません。)
タネが冷え、フライパンの油が温まるまでゲームに戻ります。
なお、火元を離れるときはくれぐれもお気をつけください。
我が家はリビングの一部がオープンキッチンとなっているので、
こういうことをしますが、キッチンが別の部屋の場合はおっかなくてできません。
私なら本かラップトップでも持ち込んで待つんじゃないかな。
さて、油があったまってきたらタネをお箸でポタッと油に落とします。
シュワーとなれば良い感じの温度です。
魚ですからあまり高いのはまずいです。ジュワーは高すぎのサイン。
火を止めてしばらく待ちましょう。
さばいたCodlingをタネにつけ、取り出したらしばらくホールド。
魚のみをうすーく、しかし満遍なくタネに包んで投入です。
複数揚げるときは、この作業を手早くやると時間差による調理差が抑えられるようです。
また、タネが温まってしまうとばらばら崩れやすくなります。
投入後はタネや素材が冷えているため温度が多少下がります。
火を若干強めにして、シュワーになったら弱くします。
シュワーが続いてくれるような火加減は、何度か試して探しました。
もっとも、がちがち温度調節スイッチを動かしてごまかすことも多いですが(笑)
魚は水気が多いので凝る人は2度あげるようですが、
面倒なので変わりに3~4回程度、表裏をひっくり返します。
あまり早くに箸をつけると衣がボロっとはがれるので注意が必要です。
両面にいい色がついたらキッチンペーパーにあげてしばらく放置します。
以前は油からあげた時点で料理が終わったと思っていましたが、
最近はここが一番難しい行程のような気がしています。
放置ってことは、いったんやってしまうと何もできないということなので、一番難しいです。
油はしっかりきったほうが良く、放置も思っているより長めにしたほうが吉のようです。
いったんペーパーに乗せたら、触らないほうが良く、
乗せるときには凹凸の多い面を下にします。
(放置する間にカリっとした食感が生まれ、食材にも余熱で火が通るようです。)
放置している間にソースというかベトベトつけて食うぜを準備。
マヨネーズにガーリックパウダーとコショウを少々混ぜ、
よくかき混ぜたらビン入り乾燥パセリを足してさらに混ぜて完了。
というわけで完成。調理時間は前菜から初めて1時間半程度かな。
薄くてサクサク、魚はほんのりうまみが香り、ガーリックマヨと良くあいました。
本当なら味をあれこれ伝えたいのですが、私の文才ではとても無理。
めっちゃくちゃ、それこそ腹が一杯なのにすべて食べてしまうくらい美味しかったです。
焼いたり煮たりではパサつくさかなを買って、フリッター、ぜひ試してみてください。
とにかく、馬鹿ウマです。
そして、つくづく思ったのは、文化ってすごいな、と。
一番美味しい方法で、なんでもなくどこでも売っている。
でもどっかの誰かがそれを考え、それが脈々と繰り返されることで、
ある方法が定着し、文化となっていくんですよね。
夏の間は日も長く、ついついつりが夜まで食い込み
調理する時間が取れませんでしたが、
これからは日も短い。料理に時間を使いたくなります。
なんだか、それもまたうまくできているな、という感じです。
そんなこんなで今日も大満足。
再び思うことには、意地でも釣りする時間を作らねば!!(笑)
パパ先制打
Posted by パパ先制打 at 09:39│Comments(0)
│料理