2010年01月29日
偽コタツ
皆さん今晩おはようございます。
浮気かGrauvellかと思っていましたが、
その前にちょっと海外ネタを。
家で書き物やWebをしたりゲームしたりテレビ見たりするとき、
主にぐだぐだと時間を過ごすときには、
居間にある自作のローテーブルを座卓代わりにしています。
ソファーはめったに使いません。
はっきり言って邪魔なんですが賃貸契約に含まれているので引き取ってもらうこともできず。
まぁ、お客さんが来たときには重宝しているのですけれども。
別の部屋に仕事机があるにはあるのですが、
こちらは本業の道具で埋まっているので使う気もおきません。
道具を使わない時には、やっぱり座卓で仕事をしてしまいます。
椅子っていまいち好きじゃないんですよね・・・。
アイルランドといわずイギリスにいたときもそうでしたが、
冬は底冷えがとても厳しく、床からしんしんと体が冷えます。
私は30半ばだというのに腰が痛くなることがあるので寒い日はちょいと辛い時があります。
座椅子というのはキャンプ用などを除いては存在すらしていないようなので、
クッションを2つ重ねてそこに座ったりしているのですが、
これがどうにも冷えるのです。足元は特にすごく冷える。
こちらの暖房が放射熱のみに頼るせいもあるのでしょう。<セントラル・ヒーティング
なんとしても、コタツが欲しい。

© AOKI Jun. All Rights Reserved.
コタツといえばコタツネコ。青木純さんのアニメは最高。将棋アワーも是非。
カナバン グラフィックスのキックおでんやカンガエルEXIT カンガエル猫編も一押し。
と思うのも無理かしらぬことだと自分で思うわけです。
しかしコタツは正に日本の文化。こちらで売っているはずもありません。
ホットカーペットで代用しようとしましたが、なんとホットカーペットも無いようです。
家の中で靴を履いているのが普通の文化ですので、
床暖房はまだしもホットカーペットの需要は無いようです。
おそらくは想像すらしたことが無いでしょう。
日本で買って持ってくるという手段もありますが、
アイルランドは240Vですので変圧器が必要。
しかも最近のはマイコン制御になっているためにきちんとした変圧器が必要です。
暖房器具は負荷(W)がかなり高いので、
それに対応する変圧器となると値段は贅沢品、
サイズは巨大で音もうるさいああ別室が必要だ、
電気代もかさむぜ、壊れても地元で修理・再購入できないでしょ、などなど。

こんなかんじの。
それならば、こちらにもある電気毛布を床に敷き、
その上に座卓+布団をかぶせてはどうかと思ったのですが、
電気毛布は温度でON/OFFが切り替わりません。
その都度スイッチを入れたり切ったりするのはどうにも面倒そうですし、
なにより座卓なんぞ載せたらその部分だけ抵抗が増えて、
知らないうちに火事を起こすんじゃないかと不安です。
などとあれこれ調べたり考えているうちに「キーーーーッ!」っとなってきたので、
以前購入した小型のヒーターを机下に渡した板に立てかけ

Camera: Nikon D40
そのうえにボスッと毛布を掛けて天板を乗せてそれっぽくイイ感じに。

小細工なし、勢いに任せて作り上げた一品です。
まぁ荒業ではありますが一応考察もしています。火事は怖いですからねー。
この小型のヒーターは、コンベクション・ヒーター(対流式暖房機?)と呼ばれています。
安物(19.98ユーロ)のせいか安全機構が組み込まれておらず、傾けても倒しても動作し続けます。
日本だとオイルヒーターというのが一般名称のようですが、
中身は水ですので、日本でよく言うオイルヒーターとはちょっと違うかもしれません。

画像は拾い物です。
この手の電気暖房機はラジエーターの下部に液体を温める電熱器があり、
温められた液体の熱がラジエーターに伝播することで動作します。
熱が空気に伝わると対流現象によって冷たくなった液体がまたラジエーター下部へと移動、
延々ぐるぐる暖め続ける、といういたって単純な仕組みです。
カーボンヒーター、電熱線を利用したヒーター、ファンヒーターの類は
あっという間に火事になるでしょうからもってのほかですが、
(実は以前、ドライヤーで試してかなり危ない思いをしている<大馬鹿)
こいつなら高温になりませんのでカーペットや毛布が触れても大丈夫。
足元においてひざ掛けを掛けているのも見たことがあります。
また、もともとオフィスの机の下などで使うように作られているのでとても小型。
そんな単純な仕組みのおかげか非常に安全なヒーターとして定評があります。
はじめは実験的に横置きにして使ってみたのですが、
8時間ほど利用しても温度・動作共に異常は見られませんでした。
が、本来縦置きで使うべきものを横置きで使っていますので、
空焚きやサーモスタット(温度センサー)が正常動作しないのではと急に心配に。
それなら傾ければ大丈夫じゃないかと余っていた板を渡して立掛けました。
内部のイメージとしてはこんな感じ?

実際はもっと傾きがきついですし、水の量も多いですから、
万が一変なところにセンサーがついていても水に十分浸かっていると思われます。
まぁこれでも危ないのかもしれませんが、
中が水、または水をベースとした液体である以上、
かなりの高圧で封入されていたとしても発火点には届かないでしょうし、
そもそも直に触ったりタオルをかけたりできる器具がそんな温度になったらまずいですし、
手でさわった感じでは70℃にも届かないような感じですから、
発火の危険は大変小さいのではないかな、と。
圧力鍋 水の構造と性質 繊維の性能(PDF) 物質の引火点・発火点
気をつけて使用すれば過度の危険は生じないだろうと考えていますが、
甘いかな?やっぱり危ないかな?
火事の原因で一番多いのは恐らく電気回路部分でしょうから、
やはり使わない時には電気を元から切っておくことが肝要。
まさか傾けたからといって動作が変わる電気回路は入ってないだろうな(笑)
要は気づかないうちに火事になることが一番まずいわけで。
私的には誕生ケーキのロウソクのほうがよほど危ない気がするのですがどうだろう。

Camera: Nikon D40
なにはともあれ、足場は若干狭いながら良い感じの偽コタツができました。
足を暖めるだけで驚くぐらい暖かい上、腰への負担も減ったようです。
サーモスタットもきっちり動いているようで何より何より。
あとは以前に増して仕事ができれば言うことなしなんですけどね~。
なお言うまでもありませんが、もしやってみようと思っている方へ。
このアイディアは製品本来の使用方法に沿っていませんので
非常に危険な可能性があります。というか、危険です。
もし同じようなことをしようと思う方は、
自己責任の上でくれぐれも注意をし、活用してください。
私もとりあえずしばらく使って様子見です。
絶対に電源の切り忘れをしないようにしなくてはね。
まぁ他にも切り忘れてはいけないものは幾らでもあるわけですから、
生活の一部にするのが一番なのだと思います。
普通にあるものが無いのが海外生活。
考えろ作れ自分。考えろ作れ自分。
パパ先制打
浮気かGrauvellかと思っていましたが、
その前にちょっと海外ネタを。
家で書き物やWebをしたりゲームしたりテレビ見たりするとき、
主にぐだぐだと時間を過ごすときには、
居間にある自作のローテーブルを座卓代わりにしています。
ソファーはめったに使いません。
はっきり言って邪魔なんですが賃貸契約に含まれているので引き取ってもらうこともできず。
まぁ、お客さんが来たときには重宝しているのですけれども。
別の部屋に仕事机があるにはあるのですが、
こちらは本業の道具で埋まっているので使う気もおきません。
道具を使わない時には、やっぱり座卓で仕事をしてしまいます。
椅子っていまいち好きじゃないんですよね・・・。
アイルランドといわずイギリスにいたときもそうでしたが、
冬は底冷えがとても厳しく、床からしんしんと体が冷えます。
私は30半ばだというのに腰が痛くなることがあるので寒い日はちょいと辛い時があります。
座椅子というのはキャンプ用などを除いては存在すらしていないようなので、
クッションを2つ重ねてそこに座ったりしているのですが、
これがどうにも冷えるのです。足元は特にすごく冷える。
こちらの暖房が放射熱のみに頼るせいもあるのでしょう。<セントラル・ヒーティング
なんとしても、コタツが欲しい。

© AOKI Jun. All Rights Reserved.
コタツといえばコタツネコ。青木純さんのアニメは最高。将棋アワーも是非。
カナバン グラフィックスのキックおでんやカンガエルEXIT カンガエル猫編も一押し。
と思うのも無理かしらぬことだと自分で思うわけです。
しかしコタツは正に日本の文化。こちらで売っているはずもありません。
ホットカーペットで代用しようとしましたが、なんとホットカーペットも無いようです。
家の中で靴を履いているのが普通の文化ですので、
床暖房はまだしもホットカーペットの需要は無いようです。
おそらくは想像すらしたことが無いでしょう。
日本で買って持ってくるという手段もありますが、
アイルランドは240Vですので変圧器が必要。
しかも最近のはマイコン制御になっているためにきちんとした変圧器が必要です。
暖房器具は負荷(W)がかなり高いので、
それに対応する変圧器となると値段は贅沢品、
サイズは巨大で音もうるさいああ別室が必要だ、
電気代もかさむぜ、壊れても地元で修理・再購入できないでしょ、などなど。

こんなかんじの。
それならば、こちらにもある電気毛布を床に敷き、
その上に座卓+布団をかぶせてはどうかと思ったのですが、
電気毛布は温度でON/OFFが切り替わりません。
その都度スイッチを入れたり切ったりするのはどうにも面倒そうですし、
なにより座卓なんぞ載せたらその部分だけ抵抗が増えて、
知らないうちに火事を起こすんじゃないかと不安です。
などとあれこれ調べたり考えているうちに「キーーーーッ!」っとなってきたので、
以前購入した小型のヒーターを机下に渡した板に立てかけ

Camera: Nikon D40
そのうえにボスッと毛布を掛けて天板を乗せてそれっぽくイイ感じに。

小細工なし、勢いに任せて作り上げた一品です。
まぁ荒業ではありますが一応考察もしています。火事は怖いですからねー。
この小型のヒーターは、コンベクション・ヒーター(対流式暖房機?)と呼ばれています。
安物(19.98ユーロ)のせいか安全機構が組み込まれておらず、傾けても倒しても動作し続けます。
日本だとオイルヒーターというのが一般名称のようですが、
中身は水ですので、日本でよく言うオイルヒーターとはちょっと違うかもしれません。

画像は拾い物です。
この手の電気暖房機はラジエーターの下部に液体を温める電熱器があり、
温められた液体の熱がラジエーターに伝播することで動作します。
熱が空気に伝わると対流現象によって冷たくなった液体がまたラジエーター下部へと移動、
延々ぐるぐる暖め続ける、といういたって単純な仕組みです。
カーボンヒーター、電熱線を利用したヒーター、ファンヒーターの類は
あっという間に火事になるでしょうからもってのほかですが、
(実は以前、ドライヤーで試してかなり危ない思いをしている<大馬鹿)
こいつなら高温になりませんのでカーペットや毛布が触れても大丈夫。
足元においてひざ掛けを掛けているのも見たことがあります。
また、もともとオフィスの机の下などで使うように作られているのでとても小型。
そんな単純な仕組みのおかげか非常に安全なヒーターとして定評があります。
はじめは実験的に横置きにして使ってみたのですが、
8時間ほど利用しても温度・動作共に異常は見られませんでした。
が、本来縦置きで使うべきものを横置きで使っていますので、
空焚きやサーモスタット(温度センサー)が正常動作しないのではと急に心配に。
それなら傾ければ大丈夫じゃないかと余っていた板を渡して立掛けました。
内部のイメージとしてはこんな感じ?

実際はもっと傾きがきついですし、水の量も多いですから、
万が一変なところにセンサーがついていても水に十分浸かっていると思われます。
まぁこれでも危ないのかもしれませんが、
中が水、または水をベースとした液体である以上、
かなりの高圧で封入されていたとしても発火点には届かないでしょうし、
そもそも直に触ったりタオルをかけたりできる器具がそんな温度になったらまずいですし、
手でさわった感じでは70℃にも届かないような感じですから、
発火の危険は大変小さいのではないかな、と。
圧力鍋 水の構造と性質 繊維の性能(PDF) 物質の引火点・発火点
気をつけて使用すれば過度の危険は生じないだろうと考えていますが、
甘いかな?やっぱり危ないかな?
火事の原因で一番多いのは恐らく電気回路部分でしょうから、
やはり使わない時には電気を元から切っておくことが肝要。
まさか傾けたからといって動作が変わる電気回路は入ってないだろうな(笑)
要は気づかないうちに火事になることが一番まずいわけで。
私的には誕生ケーキのロウソクのほうがよほど危ない気がするのですがどうだろう。

Camera: Nikon D40
なにはともあれ、足場は若干狭いながら良い感じの偽コタツができました。
足を暖めるだけで驚くぐらい暖かい上、腰への負担も減ったようです。
サーモスタットもきっちり動いているようで何より何より。
あとは以前に増して仕事ができれば言うことなしなんですけどね~。
なお言うまでもありませんが、もしやってみようと思っている方へ。
このアイディアは製品本来の使用方法に沿っていませんので
非常に危険な可能性があります。というか、危険です。
もし同じようなことをしようと思う方は、
自己責任の上でくれぐれも注意をし、活用してください。
私もとりあえずしばらく使って様子見です。
絶対に電源の切り忘れをしないようにしなくてはね。
まぁ他にも切り忘れてはいけないものは幾らでもあるわけですから、
生活の一部にするのが一番なのだと思います。
普通にあるものが無いのが海外生活。
考えろ作れ自分。考えろ作れ自分。
パパ先制打
2010年01月26日
グローブライド??
皆様今晩おはようございます。
先年の11月、みんなで釣りに行ったときに、
今後もこういうことがあるかとダイワ精工の竿を一本買ったので、
それをサイドバーのリンクに反映させようと思ったのですが、
ダイワ精工って社名が変更されていたのですね。
古き良き、変わりそうもないものが変わるのはさびしくも驚きがあります。

ダイワ精工株式会社
改め

グローブライド株式会社
英語表記はGLOBERIDE, Inc.とのことです。
ちなみに海外ロゴでは「ダイワ精工株式会社」という黒字の部分はありません。
どうやら釣り事業はDaiwaというブランドで続くようです。
トップマネージメントからのメッセージはこちら。
しかし新しいロゴはなんだか・・・。
変える必要があるのかなぁ。

ロゴは直線を中心に記号化されたような外観で、
コンピュータ企業かデザインカンパニーみたいになりました。
「最新のテクノロジー」「スマートなデザイン」なんて感じの
イメージを作りたいのかもしれませんが、
はっきりいって非常に読みづらく、やりすぎだと思います。
古き良き釣具ブランドとしての信頼感は消えてしまった感じがします。
以前のロゴのほうが良いと思います。
なんというか、最近の若い人は、必ずしも、
「新しい」感じや「ハイテク」な感じに好感を示すとは
限らないような気がします。
むしろ、バイクならSRやカブのようにレトロなものに魅力を感じている気がします。
以前なら一番かっこいいのはレーサータイプ、
ジャケットもシンセチックな新素材がかっこよかった気がしますが、
今はそういうデザインがあまり好まれているとも思えません。
市原などでも、のんびり釣りを楽しみに来る若者のほうが、
バリバリにのめりこんだ感のある若者よりも多く、
概してファッションは普段着。
毛のマフラーにチノパンなんかで来ていて、
パリっと釣り系ジャケットを着込んだような人はあまり見かけません。
普段着かキャンプウェアみたいに見えるフィッシングウェアを作ったら
売れると思うのですが、そういうウェアにあのロゴは似合いそうもありません。
以前のロゴ(青い部分)ならどんなファッションにも合いそうです。
また、海外在住としての実感ですが、
お店の側で自主的にPOPやポスターを変えるのはあまり見たことがありませんし、
情報が広まるのには日本と違い長い時間がかかりますから、
新興ブランドかコピーブランドだと誤解されそうな気がします。
一方で、ブログなど検索しますと、
好意的に捕らえている方も大勢いるようです。
ロゴを変える、特にああいったロゴに変えるという気概は、
私も強く感じます。
どちらにせよ、浸透するまでには時間がかかると感じました。
Daiwaといえば、地球の裏側にあるアイルランドの釣り人だって
「ああ、金があれば欲しいよなぁ、ダイワのXXXX」
という言葉が出てくるのが、私は日本人としてうれしく誇りに感じます。
あー、俺もSHIMANOだけでなくDaiwaも積極的に買おうかな。
反対しつつもロゴ変更というか、
ロゴに込められた気持ちに左右されてしまう私です。
言ってることめちゃくちゃに聞こえるかもしれませんが、
実際ダイワを敬遠していたのは古臭い感もあったんですよね(笑)
違うんだ、といわれれば、良しそうか頑張れって思います。
私個人が言うのはおこがましいのですが、
世界が日本に求める、
古いロゴにあったCommitted to total qualityという、
英文自体は意味がわかりづらい感もありますが、
総合的に良品質を提供すべく専心するという気持ちのもと、
新技術を積極的に生み出す気概を持ち合わせた、
すばらしい日本企業であってほしいと期待しています。
・・・次回はまた浮気の話か、
なんだか笑ってしまうGrauvellの製品についてかな。
パパ先制打
先年の11月、みんなで釣りに行ったときに、
今後もこういうことがあるかとダイワ精工の竿を一本買ったので、
それをサイドバーのリンクに反映させようと思ったのですが、
ダイワ精工って社名が変更されていたのですね。
古き良き、変わりそうもないものが変わるのはさびしくも驚きがあります。

ダイワ精工株式会社
改め

グローブライド株式会社
英語表記はGLOBERIDE, Inc.とのことです。
ちなみに海外ロゴでは「ダイワ精工株式会社」という黒字の部分はありません。
どうやら釣り事業はDaiwaというブランドで続くようです。
トップマネージメントからのメッセージはこちら。
しかし新しいロゴはなんだか・・・。
変える必要があるのかなぁ。

ロゴは直線を中心に記号化されたような外観で、
コンピュータ企業かデザインカンパニーみたいになりました。
「最新のテクノロジー」「スマートなデザイン」なんて感じの
イメージを作りたいのかもしれませんが、
はっきりいって非常に読みづらく、やりすぎだと思います。
古き良き釣具ブランドとしての信頼感は消えてしまった感じがします。
以前のロゴのほうが良いと思います。
なんというか、最近の若い人は、必ずしも、
「新しい」感じや「ハイテク」な感じに好感を示すとは
限らないような気がします。
むしろ、バイクならSRやカブのようにレトロなものに魅力を感じている気がします。
以前なら一番かっこいいのはレーサータイプ、
ジャケットもシンセチックな新素材がかっこよかった気がしますが、
今はそういうデザインがあまり好まれているとも思えません。
市原などでも、のんびり釣りを楽しみに来る若者のほうが、
バリバリにのめりこんだ感のある若者よりも多く、
概してファッションは普段着。
毛のマフラーにチノパンなんかで来ていて、
パリっと釣り系ジャケットを着込んだような人はあまり見かけません。
普段着かキャンプウェアみたいに見えるフィッシングウェアを作ったら
売れると思うのですが、そういうウェアにあのロゴは似合いそうもありません。
以前のロゴ(青い部分)ならどんなファッションにも合いそうです。
また、海外在住としての実感ですが、
お店の側で自主的にPOPやポスターを変えるのはあまり見たことがありませんし、
情報が広まるのには日本と違い長い時間がかかりますから、
新興ブランドかコピーブランドだと誤解されそうな気がします。
一方で、ブログなど検索しますと、
好意的に捕らえている方も大勢いるようです。
ロゴを変える、特にああいったロゴに変えるという気概は、
私も強く感じます。
どちらにせよ、浸透するまでには時間がかかると感じました。
Daiwaといえば、地球の裏側にあるアイルランドの釣り人だって
「ああ、金があれば欲しいよなぁ、ダイワのXXXX」
という言葉が出てくるのが、私は日本人としてうれしく誇りに感じます。
あー、俺もSHIMANOだけでなくDaiwaも積極的に買おうかな。
反対しつつもロゴ変更というか、
ロゴに込められた気持ちに左右されてしまう私です。
言ってることめちゃくちゃに聞こえるかもしれませんが、
実際ダイワを敬遠していたのは古臭い感もあったんですよね(笑)
違うんだ、といわれれば、良しそうか頑張れって思います。
私個人が言うのはおこがましいのですが、
世界が日本に求める、
古いロゴにあったCommitted to total qualityという、
英文自体は意味がわかりづらい感もありますが、
総合的に良品質を提供すべく専心するという気持ちのもと、
新技術を積極的に生み出す気概を持ち合わせた、
すばらしい日本企業であってほしいと期待しています。
・・・次回はまた浮気の話か、
なんだか笑ってしまうGrauvellの製品についてかな。
パパ先制打
2010年01月21日
今冬の釣行 in Japan(4/4)
皆様今晩おはようございます。
09-10年冬の帰省釣り記録の最終、第4話になります。
いきなり最終かよ、という方はこちらへどうぞ。 > 今冬の釣行 in Japan(1/4)
さて、1月7日。
金も時間も使ったし、気合だって入ってるんだと、
勇んで市原海釣り施設に推参です。
親は「また釣りかい?」という感じで、
少々ではなく完全にあきれた感をかもし出しておりましたが、
それには負けず出発です。
黙って送り出してくれた妻よ、ありがとう。
連れていけなくてごめんよ、息子。
前日は妻の実家がある新潟から雪の中運転して戻ったばかりのうえ、
家族と色々話をしたために寝るのがすこし遅くなりましたので、
事故など起こさぬよう、無理をせぬよう、
体を壊したりしないように気をつけなくては。
途中コンビニで買ったおにぎりをほおばりつつ(日本のコンビニ万歳)
京葉道路をのんびり走り、8時ごろに到着しました。
平日ということもあり、あまり混んでいませんでしたが、
それでも駐車場は半分か3分の1ほど埋まっていました。
天候は朝7、昼11、夕10℃、晴れときどき曇り、
風は朝は穏やかでしたが、昼ごろから10m/sを超えて入場制限となりました。
なかなかにびゅうびゅうと吹いていましたので、
体感温度はかなり低かったと思いますが、
新潟で購入したシマノの防寒タイツに防寒ソックス、
大学時代のライダージャケットのおかげもあって(後日紹介しようと思います)
びっくりするぐらい平気でした。
入場の手続きを済まして、さっそくKさんが釣っていたポイントへ。
運良くあいていましたので早速準備開始です。
まずはくだんの餌付け装置です。
持ち運んだ感じとしては、サイズも重量も極力抑えたせいか
今あるバッグに無理なく収まってくれました。
そのおかげかは解りませんが、
特に重くもなく、かさ張りもせず、余計な要素が加わることはありませんでした。
バンド+クロロプレンゴムのアイディアは抜群にうまくいきました。
取り付けは思ってたよりも簡単に行うことができましたので、
ものの1~2分で固定を完了し、次の準備に入れました。
前日に購入しておいた冷凍オキアミブロックは
普段だとガシガシ壊して網につめるのでエビの形が無くなっちゃうのですが、
それではトリック仕掛けにはまずいだろうということで、
一晩玄関先で溶かしておきました。
見たところ準備完了な感じでしたので、さっそく装置に盛り付けます。
これは使用後の感想ですが、はずすのも同様に簡単で、
自由に角度をつけられるのはとても便利だということに気づきました。
使っている間に針を引っ掛けるようなこともありましたが、
ずれることも動くこともありませんでした。
長い時間押さえ込むことで跡がつくかと心配しましたがそれもなし。
エポキシパテのアイディアも大成功だったようで、
見事カッチカチに固まっていて、エサの色がついてしまうこともなく、
ペーパーなどかけませんでしたが、十二分にスムーズ。
エサ付け装置としての動作はまったく問題なかったと思います。
ちなみに、片付けの際には洗うのも入れるのもあっという間でした。
とりあえずは大成功といってよいでしょう。
予想をうれしい形で裏切られたおかげで、
5分と経たずに竿と仕掛けの準備に入ることができました。
トリックサビキを取り出すときに
普通のサビキと少し感じが違ってわたわたしました(笑)
とりあえず購入した長いほうの竿の準備ができた時点で、
さっそく餌をつけるために装置をつかいます。
おお、つくではないか。うまく桜の花びらが引っかかったみたいになっている。
さっさと降ろすが得ですから、海のなかに落とします。
糸が緩んだら少し巻いて糸を張り・・・これでいいのかな。
どうなんだかあやふやですが、
とにかくもう一本の竿も準備します。
って、もう引いてるじゃないか!!
手にとって見ればあぁぁ!ちゃんとした魚な感じの引きじゃないか!
ぷるぷるしてるよぷるぷる!

Camera : Sony Ericsson C510
と必要以上に興奮しつつ上げてみたらば海タナゴ。
なんだかちっこい鯛みたいでかっこいいというか、きれいというか。
後で知りましたが、施設で出している大物賞を得るには
28cm以上の海タナゴを釣らねばならないようですから、
こりゃ半分くらいの小物でした。
でもいいの。でもいいのよ。あたしゃうれしい。
アイルランドに帰る前にきちんとした魚がつれたから、うれしい!
Kさんに手を合わせてしまいそうになります。
本人がいないのにそんなことしたら、いらぬ勘違いをされそうです。
既に目的を達成してしまった感じになりましたが、欲を言えば
私が釣りたいのは調理後にコハダになってくれるコノシロです。
釣れると信じることもできましたし、
こういうのは時間も大いに関係あるでしょうから、
今は餌を付け直してさっさと仕掛けを降ろし、
もう一本の竿もできるだけ早く準備して続行したほうがいい!
海タナゴは丁寧にクーラーにしまい、
長竿の仕掛けにはびゅばっと餌をつけて海に放り込み、
それじゃぁもう一本の竿も準備を
ってまた引いてるし!!うひゃっほうぅ!!
その後もほぼ立て続けに海タナゴ3、アイナメ1、フグ1と絶好調でしたが、
アイナメを釣ったときにお祭りしてしまい、
あわてて引き上げたりしている最中にホリデー島風を踏んづけてしまいました。
「パキ」
「あ」
ばっきりつぶれてしまいました。びっくりする位もろい。
私にとっては結構な出費の竿でしたのであやうく凹みそうになりましたが、
釣れている嬉しさが勝っていたようです。
落ち着いて折れた部分を中にしまい、
上下の部分+折れた部分のガイド3つをPEで縛し、
短い竿に変えて続行です。
海タナゴを最後にぱったり釣れなくなって時計を見るともう10時です。
なんで釣れている時と言うのはこんなに時間が経つのが早いのだろう?
満潮が9時20分(だったかな?)ということもあり、
潮の流れが止まったのだと判断。
こういう釣れない時にこそのんびり喜びを噛みしめます。
噛みしめたのは売店で買ったカップラーメンとメロンパン。おいしいおいしい。
温かい飲み物も得て体が元気を取り戻します。
ああ、富士山がきれいだな。

Camera : Sony Ericsson C510
にこにこメロンパンをほおばっていると、
なんだか自分が馬鹿になってしまったような気がします(笑)
つまり、浮かれていたんだろうな。
この純粋な嬉しさが、私を癒してくれているのですね。
さあ、後半戦はのんびりやろう。どうせ朝のようには釣れないのだから。
イスに腰掛けて海を見ていると・・・・ん?
なんか跳ねてる。ばっちゃんばっちゃん跳ねているよ。
既に4尾釣っているのだし、
ここはひとつ海面近くに仕掛けのタナを移してみよう。
と、しばらくしたらビビビっときました!
ボラゲットーーーー!しかも折れた方の竿でーーーー!(爆)
すげぇ。もう4種類も釣っちゃったよ。
以前大学のころ私の親友が釣り上げたボラを、
近所の定食屋さんで刺身にしていただいたことを思い出して歓喜。
一般にはあまり食卓に上がらない魚ですが、
ボラの刺身はけっこううまいんですよ。
釣れる時には何かが憑いたかのように釣れるものです。
野生の動物が敏感にこちらの雰囲気を察するように、
メンタルな部分が魚に伝わっているのでしょうね。
その後しばらくして海タナゴをさらにもう1尾ゲットです。
また、ぴたりとあたりが無くなりました。
こまめに根気良く餌を変えながらじっと待ちます。
時折タバコの吸殻を片付けに指導員の方がくるのですが、
「どうです?その後ありました?」「いやー、無いですね。」
の会話が続きます。
「あと一種類で五目釣りですね。」と言われて、はっ。
そうか。五目釣りって仕掛けではよく見るけど
そういう言葉の使い方もあるんだなあとちょっと嬉しくなりました。
ほとんど1時間おきに灰皿をきれいにしていただける上に、
釣れても釣れなくても丁寧に声をかけていただいて、
なんというか本当に、気持ちのいい場所です。
日本は気配りやサービスに対する真剣さが素晴らしい。
こっちではホテルのレストラン(屋外)だって出るまで片付けてなんかくれません。
と、粘り粘ったおかげかアイナメ君がさらにもう一匹!
アイナメは、その面構えと気持ちのいい引きのせいか、
「君」が実にあいますな。

Camera : Sony Ericsson C510
指導員の方が施設の釣果調査のためにいらっしゃって、
クーラーを覗き込んで「おおー、釣れましたね。優秀ですよ。」
とおっしゃってくださいました。
優秀なんて言われたのは専門分野以外では初めてで、
なんだかすごく照れくさく、また純粋に嬉しくなってしまいました。
正に少年に還るって感じです。
まさか私がそんなことを感じるとは・・・・釣りってすごいなぁ。
そういえばサビキを朝から晩までやる感覚でオキアミブロックを2つ買いましたが、
そうか・・・ひとつだけで十分なんだ・・・。としばし感慨にふけってしまいました。
トリック仕掛け。実に良いものを教えていただきました。
そして、まだ粘る。
指導員の方がおっしゃるには、今日は釣れていない日だそうです。
まだ15時ですが、片づけをする人が増え、
もう数人しかいなくなってしまいました。
そして、こういう日には、必ずうまくいくのです。
びびびびびびびびびび。
見事な引き。気持ちの良い引き。
とうとう釣りました。コノシロです!!

Camera : Sony Ericsson C510
五目釣りを本当に達成してなんだか浮かれてしまって、
コノシロは写真を撮り忘れてしまいました(笑)
家に帰ってから釣果をホームページで確認してみると、
ほとんどを私が釣り上げているという数字になっていました。
ああ、こんなことがあるんだ。
ありがとうKさん。ありがとう日本。
俺またアイルランドでがんばります、って気持ちになりました。
はは・・・。今考えれば、本当に少年還りしていたんだなぁ。照れくせぇ。
そして、釣れただけじゃない。
家に帰って報告すると、なんだか家族も嬉しそうだ。
家族が嬉しければ、私も嬉しい。
もちろん食べる方だって忘れていない。

Camera : Sony Ericsson C510
海タナゴの塩焼き。馬鹿みたいに旨かった。

Camera : Sony Ericsson C510
海タナゴの甘露焼き。これも馬鹿みたいに旨かった。

Camera : Sony Ericsson C510
アイナメの塩焼き。これまた馬鹿みたいに旨かった。
コノシロのから揚げも旨かった。
ボラの刺身は旨い旨いと息子がほとんど平らげてしまった。
まさに最高の釣行となりました。
アドバイスをしてくださったKさん、
釣り施設の皆さん、
料理してくれた母さん、
息子の面倒を見てくれた父さん、
そして妻よ、ありがとう。
なんだか、そんな、いやぁ、実に良い一日だったのですよ。
こんなことも、あるんだね。
パパ先制打
09-10年冬の帰省釣り記録の最終、第4話になります。
いきなり最終かよ、という方はこちらへどうぞ。 > 今冬の釣行 in Japan(1/4)
さて、1月7日。
金も時間も使ったし、気合だって入ってるんだと、
勇んで市原海釣り施設に推参です。
親は「また釣りかい?」という感じで、
少々ではなく完全にあきれた感をかもし出しておりましたが、
それには負けず出発です。
黙って送り出してくれた妻よ、ありがとう。
連れていけなくてごめんよ、息子。
前日は妻の実家がある新潟から雪の中運転して戻ったばかりのうえ、
家族と色々話をしたために寝るのがすこし遅くなりましたので、
事故など起こさぬよう、無理をせぬよう、
体を壊したりしないように気をつけなくては。
途中コンビニで買ったおにぎりをほおばりつつ(日本のコンビニ万歳)
京葉道路をのんびり走り、8時ごろに到着しました。
平日ということもあり、あまり混んでいませんでしたが、
それでも駐車場は半分か3分の1ほど埋まっていました。
天候は朝7、昼11、夕10℃、晴れときどき曇り、
風は朝は穏やかでしたが、昼ごろから10m/sを超えて入場制限となりました。
なかなかにびゅうびゅうと吹いていましたので、
体感温度はかなり低かったと思いますが、
新潟で購入したシマノの防寒タイツに防寒ソックス、
大学時代のライダージャケットのおかげもあって(後日紹介しようと思います)
びっくりするぐらい平気でした。
入場の手続きを済まして、さっそくKさんが釣っていたポイントへ。
運良くあいていましたので早速準備開始です。
まずはくだんの餌付け装置です。
持ち運んだ感じとしては、サイズも重量も極力抑えたせいか
今あるバッグに無理なく収まってくれました。
そのおかげかは解りませんが、
特に重くもなく、かさ張りもせず、余計な要素が加わることはありませんでした。
バンド+クロロプレンゴムのアイディアは抜群にうまくいきました。
取り付けは思ってたよりも簡単に行うことができましたので、
ものの1~2分で固定を完了し、次の準備に入れました。
前日に購入しておいた冷凍オキアミブロックは
普段だとガシガシ壊して網につめるのでエビの形が無くなっちゃうのですが、
それではトリック仕掛けにはまずいだろうということで、
一晩玄関先で溶かしておきました。
見たところ準備完了な感じでしたので、さっそく装置に盛り付けます。
これは使用後の感想ですが、はずすのも同様に簡単で、
自由に角度をつけられるのはとても便利だということに気づきました。
使っている間に針を引っ掛けるようなこともありましたが、
ずれることも動くこともありませんでした。
長い時間押さえ込むことで跡がつくかと心配しましたがそれもなし。
エポキシパテのアイディアも大成功だったようで、
見事カッチカチに固まっていて、エサの色がついてしまうこともなく、
ペーパーなどかけませんでしたが、十二分にスムーズ。
エサ付け装置としての動作はまったく問題なかったと思います。
ちなみに、片付けの際には洗うのも入れるのもあっという間でした。
とりあえずは大成功といってよいでしょう。
予想をうれしい形で裏切られたおかげで、
5分と経たずに竿と仕掛けの準備に入ることができました。
トリックサビキを取り出すときに
普通のサビキと少し感じが違ってわたわたしました(笑)
とりあえず購入した長いほうの竿の準備ができた時点で、
さっそく餌をつけるために装置をつかいます。
おお、つくではないか。うまく桜の花びらが引っかかったみたいになっている。
さっさと降ろすが得ですから、海のなかに落とします。
糸が緩んだら少し巻いて糸を張り・・・これでいいのかな。
どうなんだかあやふやですが、
とにかくもう一本の竿も準備します。
って、もう引いてるじゃないか!!
手にとって見ればあぁぁ!ちゃんとした魚な感じの引きじゃないか!
ぷるぷるしてるよぷるぷる!

Camera : Sony Ericsson C510
と必要以上に興奮しつつ上げてみたらば海タナゴ。
なんだかちっこい鯛みたいでかっこいいというか、きれいというか。
後で知りましたが、施設で出している大物賞を得るには
28cm以上の海タナゴを釣らねばならないようですから、
こりゃ半分くらいの小物でした。
でもいいの。でもいいのよ。あたしゃうれしい。
アイルランドに帰る前にきちんとした魚がつれたから、うれしい!
Kさんに手を合わせてしまいそうになります。
本人がいないのにそんなことしたら、いらぬ勘違いをされそうです。
既に目的を達成してしまった感じになりましたが、欲を言えば
私が釣りたいのは調理後にコハダになってくれるコノシロです。
釣れると信じることもできましたし、
こういうのは時間も大いに関係あるでしょうから、
今は餌を付け直してさっさと仕掛けを降ろし、
もう一本の竿もできるだけ早く準備して続行したほうがいい!
海タナゴは丁寧にクーラーにしまい、
長竿の仕掛けにはびゅばっと餌をつけて海に放り込み、
それじゃぁもう一本の竿も準備を
ってまた引いてるし!!うひゃっほうぅ!!
その後もほぼ立て続けに海タナゴ3、アイナメ1、フグ1と絶好調でしたが、
アイナメを釣ったときにお祭りしてしまい、
あわてて引き上げたりしている最中にホリデー島風を踏んづけてしまいました。
「パキ」
「あ」
ばっきりつぶれてしまいました。びっくりする位もろい。
私にとっては結構な出費の竿でしたのであやうく凹みそうになりましたが、
釣れている嬉しさが勝っていたようです。
落ち着いて折れた部分を中にしまい、
上下の部分+折れた部分のガイド3つをPEで縛し、
短い竿に変えて続行です。
海タナゴを最後にぱったり釣れなくなって時計を見るともう10時です。
なんで釣れている時と言うのはこんなに時間が経つのが早いのだろう?
満潮が9時20分(だったかな?)ということもあり、
潮の流れが止まったのだと判断。
こういう釣れない時にこそのんびり喜びを噛みしめます。
噛みしめたのは売店で買ったカップラーメンとメロンパン。おいしいおいしい。
温かい飲み物も得て体が元気を取り戻します。
ああ、富士山がきれいだな。

Camera : Sony Ericsson C510
にこにこメロンパンをほおばっていると、
なんだか自分が馬鹿になってしまったような気がします(笑)
つまり、浮かれていたんだろうな。
この純粋な嬉しさが、私を癒してくれているのですね。
さあ、後半戦はのんびりやろう。どうせ朝のようには釣れないのだから。
イスに腰掛けて海を見ていると・・・・ん?
なんか跳ねてる。ばっちゃんばっちゃん跳ねているよ。
既に4尾釣っているのだし、
ここはひとつ海面近くに仕掛けのタナを移してみよう。
と、しばらくしたらビビビっときました!
ボラゲットーーーー!しかも折れた方の竿でーーーー!(爆)
すげぇ。もう4種類も釣っちゃったよ。
以前大学のころ私の親友が釣り上げたボラを、
近所の定食屋さんで刺身にしていただいたことを思い出して歓喜。
一般にはあまり食卓に上がらない魚ですが、
ボラの刺身はけっこううまいんですよ。
釣れる時には何かが憑いたかのように釣れるものです。
野生の動物が敏感にこちらの雰囲気を察するように、
メンタルな部分が魚に伝わっているのでしょうね。
その後しばらくして海タナゴをさらにもう1尾ゲットです。
また、ぴたりとあたりが無くなりました。
こまめに根気良く餌を変えながらじっと待ちます。
時折タバコの吸殻を片付けに指導員の方がくるのですが、
「どうです?その後ありました?」「いやー、無いですね。」
の会話が続きます。
「あと一種類で五目釣りですね。」と言われて、はっ。
そうか。五目釣りって仕掛けではよく見るけど
そういう言葉の使い方もあるんだなあとちょっと嬉しくなりました。
ほとんど1時間おきに灰皿をきれいにしていただける上に、
釣れても釣れなくても丁寧に声をかけていただいて、
なんというか本当に、気持ちのいい場所です。
日本は気配りやサービスに対する真剣さが素晴らしい。
こっちではホテルのレストラン(屋外)だって出るまで片付けてなんかくれません。
と、粘り粘ったおかげかアイナメ君がさらにもう一匹!
アイナメは、その面構えと気持ちのいい引きのせいか、
「君」が実にあいますな。

Camera : Sony Ericsson C510
指導員の方が施設の釣果調査のためにいらっしゃって、
クーラーを覗き込んで「おおー、釣れましたね。優秀ですよ。」
とおっしゃってくださいました。
優秀なんて言われたのは専門分野以外では初めてで、
なんだかすごく照れくさく、また純粋に嬉しくなってしまいました。
正に少年に還るって感じです。
まさか私がそんなことを感じるとは・・・・釣りってすごいなぁ。
そういえばサビキを朝から晩までやる感覚でオキアミブロックを2つ買いましたが、
そうか・・・ひとつだけで十分なんだ・・・。としばし感慨にふけってしまいました。
トリック仕掛け。実に良いものを教えていただきました。
そして、まだ粘る。
指導員の方がおっしゃるには、今日は釣れていない日だそうです。
まだ15時ですが、片づけをする人が増え、
もう数人しかいなくなってしまいました。
そして、こういう日には、必ずうまくいくのです。
びびびびびびびびびび。
見事な引き。気持ちの良い引き。
とうとう釣りました。コノシロです!!

Camera : Sony Ericsson C510
五目釣りを本当に達成してなんだか浮かれてしまって、
コノシロは写真を撮り忘れてしまいました(笑)
家に帰ってから釣果をホームページで確認してみると、
ほとんどを私が釣り上げているという数字になっていました。
ああ、こんなことがあるんだ。
ありがとうKさん。ありがとう日本。
俺またアイルランドでがんばります、って気持ちになりました。
はは・・・。今考えれば、本当に少年還りしていたんだなぁ。照れくせぇ。
そして、釣れただけじゃない。
家に帰って報告すると、なんだか家族も嬉しそうだ。
家族が嬉しければ、私も嬉しい。
もちろん食べる方だって忘れていない。

Camera : Sony Ericsson C510
海タナゴの塩焼き。馬鹿みたいに旨かった。

Camera : Sony Ericsson C510
海タナゴの甘露焼き。これも馬鹿みたいに旨かった。

Camera : Sony Ericsson C510
アイナメの塩焼き。これまた馬鹿みたいに旨かった。
コノシロのから揚げも旨かった。
ボラの刺身は旨い旨いと息子がほとんど平らげてしまった。
まさに最高の釣行となりました。
アドバイスをしてくださったKさん、
釣り施設の皆さん、
料理してくれた母さん、
息子の面倒を見てくれた父さん、
そして妻よ、ありがとう。
なんだか、そんな、いやぁ、実に良い一日だったのですよ。
こんなことも、あるんだね。
パパ先制打
2010年01月18日
今冬の釣行 in Japan(3/4)
皆様今晩おはようございます。
今冬一時帰国中の釣行記録の第3部でございます。
もともと全3部の予定で書いていましたが、
今回道具紹介を入れることにしたので全4部に変更となりました。
初めからお読みになりたい方はこちらから。 > 今冬の釣行 in Japan(1/4)
さて、振るわぬ釣果もさることながら、
さすがに同じポイントでこちらは0尾にもかかわらず
ああバッカンバッカン釣り上げられると、
なんとしても釣ってやるという気概に満ち溢れます。
そこで、先日のKさんのアドバイスと、
年甲斐もなくもらっているお年玉を利用して、
道具をいくつか買いました。
今冬の買い物は、妻の実家近くにある本間釣具店の黒崎店と、
同じ敷地にあるコメリホームセンターの黒崎店でしました。
あれこれ探りながらの買い物をするときには、
車であちこちひょいと乗りつけることができて、
かつ色々な部材が広い店舗スペースにある、
郊外型店舗が豊富にある新潟のほうが実家のある船橋よりも便利です。
私は道具についてはうるさいほうだと思っています。
ライブなどで楽器や機材をしょっちゅう持ち運んだ際の経験から、
軽い、コンパクト、手軽、低コスト、堅牢、片付け=出発準備、確実な動作
といった性能・性質を、道具、またその収納・運搬にうるさく求めます。
重いのはイヤ、かさ張るのはイヤ、手が埋まるのはいや、
大仰に見えるのはイヤ、広げたときにごちゃごちゃするのはイヤ、
いざというとき動かなかったり壊れるのはイヤ、
使わないものを持ち歩くのはイヤ、
しかしいざというときに手元にないという思いをするのはイヤ、
片付けた状態が次出発するときの状態でないとイヤ、
整理整頓やメンテナンスが頻繁に必要な道具・装備はイヤ、
と・・・なんか書き出してみると、イヤイヤ尽くしですね(笑)
パーツの交換による修理ができない道具は嫌いですが、
修理しながら使うものより、めったに壊れない道具のほうが好きです。
木よりプラスティック、プラより鉄、鉄よりステンレスやチタンが好き。
全体が鋼でできた、古臭い糸切りバサミとか大好き。
使い捨ては嫌いです。ウェットティッシュとか100円ライターとか大嫌い。
手が必要なときに荷物を上げ下げするのが嫌い。
手提げよりキャリーが、キャリーより肩掛けが、肩掛けより背負いが好き。
自作に使う素材・部材は20年経っても同様のものがある可能性で選択。
短い期間で修理できなくなったり、再度作れなくなるような道具は作りたくない。
作ってるメーカーが無くなると手に入らなくなるような物は嫌い。
キャンプコンロならガスボンベ式よりもガソリン式が好き。
そんな私ですので、必然として初期投資は大きめになりますが、
一度買えばボロくなろうが汚れようが、ずっと使い続けるタイプです。
経験上信頼できるメーカーがあれば、その製品に傾倒します。
しかし、他と比較することやより良いものを求めることには
あまり興味がありません。私がきちんと動くと信じられればそれで良し。
そんな私の主な道具たちは以下になります。
アイルランドではGrauvellのぶっとい竿を使っていますが、
日本ではSHIMANOの竿を使っています。
私は昔買ったNavi XT以来、道具はシマノ一辺倒です(笑)

ひとつはホリデーパック(20 240T)。
仕舞寸法が44.5cm、自重150gというコンパクトロッドです。
持ち運びが楽で良いメーカーということだけを考えて購入。
細かいことはわからないのですが、
去年の夏に身幅50cm以上あるアカエイを釣ったときに、
竿の中ほどまでしなり切りながらも粘り強く仕事を果たしてくれました。
軽い、短い、強い、信頼の一品です。

もうひとつはHOLIDAY島風(3号 330)。
少し長めの竿が欲しくて買いました。
島風の中では仕舞寸法が最も短い75cm、自重140gです。
これも持ち運びを中心に、万能竿であることを考えて買いました。
ホリデーパックで釣ったものより大物のアカエイを、
3号ということもありずっと楽に釣り上げることができましたが、
磯竿ということでガイド穴が小さく、
遠投をしようと試みた際にPEが絡まって切れてしまうというトラブルが頻発。
「ちょっとした投げ釣りに」というホームページの商品解説どおり、
本当に「ちょっとした」投げ釣りにしか使えません。
その後、長い投げ竿は欲しいけど、仕舞い込み寸法が短くないとイヤ、
というジレンマ+ストレスを抱えることになります。
さて、これらの竿で頑張っていましたが、
「絶対に釣る」という気概の元、
持ち運び=仕舞い込み寸法は考えずに長い竿を手に入れることにしました。

購入したのはやはりSHIMANOのスピンジョイ(405EX-T)。
仕舞い込み寸法が1mを超え、
正直持ち運ぶときには鬱陶しかったです(笑)
が、これで足場から比較的はなれたところにも糸を垂らせるようになりました。
リールは新たに買う必要はなかったので、
以前から使っているものが二つです。
やはりどちらもSHIMANOのものになります。

ひとつは大学時代に買ったNavi XT。
サイズは3000番だったと思いますがうろ覚えです。スペックも不明。
10年以上前のものですが、
軽く分解しリールオイルを注しなおしただけで、
今でもバリバリに使えています。
もっとも先年の夏までは、数えるほどしか使っていませんでしたけども。

糸はSHIMANOのDura AR-C。
切れなければ切れないほど良いというリラックスを前提とした判断により、
号数は2.5号(0.31mm)とブリ太いです。

もうひとつは夏に購入したアルテグラ・アドバンスです。
アルテグラ・アドバンスの糸もAR-C。
スプールがこんなにちんまいとは思っていなかったので、
1.2号の100m巻を買いましたが、それでも糸が余りました(笑)
しかしこちらで購入したPENNのリール(5000番)と比べると、
実にコンパクトですよね。
コンパクトかつ細い糸で皆釣っているということは、
日本の釣り文化がより進んでいるということの顕れかもしれません。
荷物は少ないほど良いのですが、
日本だとどうしたって持っていないと困るのがクーラーです。
とはいえ、大きなものはいらない、というかイヤ。
軽くて性能の良いものが欲しい。

ということで、SHIMANOのフィクセル・リミテッド 90を使っています。
実は買った道具の中で一番高いという(笑)
先年の夏はこれのおかげで本当に助かりました。
ジュースを冷やしておいたり、青イソメを保冷したりとばっちりです。
セブン・イレブンで板氷を買って入れておけば、
真夏に9時間釣っていても、坊主なら半分も溶けません。
それなりに釣れた時でも、氷がなくなるようなことはありませんでした。
洗うのが楽なのにはちょっとびっくりしました。
簡単にふたが取れますので、ざっくり水洗いできれいになります。
汚れが激しいときには、台所用洗剤を少しつけて洗っています。
そしてもう1つ、やっぱり欲しいのが椅子。
はじめのうちはクーラーに腰掛けていましたが、
せっかくの良いクーラー、パッキンなどだめになるのはイヤだなあと思い、
地べた(というか金網)に座っていましたが、
なんというか腰というか尻というか痛くなりますので、
折りたたみ式のパイプ椅子を持ち歩くようになりました。
イスは荷物が増える感が一番強く、できれば持ちたくないのです。
背負ったり肩に掛けたりできるよう、ベルトでもつけようかな。
新しく出たフィクセル・リミテッド170には、
座っても問題ないってあるんだけどなぁ。
やっぱりだめなんだろうな。座っちゃ。

画像は拾い物。私のは色が青です。
上州屋ブランドで680円だったかな。東船橋店で先年の夏に購入。
コマセを入れておくコマセバケツは、
やはり先年の夏に新潟の本間釣具店でいっちばん小さいやつを購入。
これもなんだかかさばってイヤなんだよなぁ・・。
折りたたみ式のバケツとかがいいかもなぁ。
switz toolのどこでもバケツとか、色々あるみたいだし<自分用メモ
でも堅牢性はどうなんだろう。ベルトつけてバッグにぶら下げるほうが良いかも。
さて、仕掛けです。
Kさんによれば、基本サビキに違いはないけれども、
やはりトリック仕掛けのほうが釣果が上がるとのことでしたので、
トリックサビキの道具をそろえることにしました。
まずは仕掛け。購入したのは以下の二種です。
値段とアドバイスを元に一本針のものを購入。

ハヤブサ 速技スピード アジ五目 きらめき&MIXフラッシャー(5号)

Owner ハイパーパニック(4号)

そして、スピード餌付器を購入しました。
これは一番安かったものをあまり考えずにさっくりと。
拾ってきた画像ですが、これが一番近いかも。
おもりは10m以上降ろすということもありますし、
海上での釣りですので流れもありますから、
Kさんが使っていたと思われる夜光塗料が塗られたナス型の6号と8号を購入。

TAKATA 集魚おもり
トリックサビキに必要なものはこれだけ・・・のはずです。
餌付け装置は本来竿置きなどに固定するのですが、
私は荷物のかさも重量も増えるのはいやですので、
できれば購入したくありません。
が、海釣り施設の柵は丸型で、何かを固定するのは困難に思えます。
Kさんは釣り施設の手すりの高さに合うよう、
折りたたみ式テーブルの足を100円ショップで購入して
取り付けていました。
私も同じものを手に入れようとし、
100円ショップではなくコメリながら実際見つけることもできたのですが、
値段が思ったよりも高かったことと、重量があるということで、
何か別の方法はないかと考えつつコメリのなかをぐるぐる。
磁石シートなども大いに興味はあったのですが、
クロロプレンゴムという素材を使ったラバーシートを発見。
指で押したり何かに押し付けたりしてみますが、
すべるのを強力に止めるだけでなく適度なやわらかさがあります。
しかも安価。
これは使える、ということでこういったものを作成しました。

日本で実物の写真を撮ってくればよかったなぁ。
アイディアとしては、鉄の円柱である手すりですので、
普通に固定すると滑ってしまって動いてしまうので使い物にならない。
それをクロロプレンゴムが抑えるという具合です。
クロロプレンゴムの柔軟性はスピード餌付器の硬さよりも下ですので、
うまい具合に手すりを包み込むように凹んでくれるという予想です。
つまるところ非常に単純なしくみで、手すりにバンドで固定するだけです。
バンドは荷造り用。引張強度は十分の40kg。
取り付け取り外しが簡単にできるプラスチックの留め金が付いています。
ベルトは安定するよう2本。
クロロプレンゴムを貼り付けた餌付け装置の左右に穴を開けて通してあります。
長さは長めの2m。これならば手すりだけでなく、
クーラーやその辺のコンクリや
港のビットなどにも固定できそうです。
エサ付け装置のエサが入る側は、
バンドにオキアミの液がしみたりすると匂いが着きますし、
洗うのも面倒になる、両面テープもはがれやすくなると思いましたので、
タイルの目地を補修するためのエポキシパテを使って満遍なくカバーしました。

セメダイン エポキシパテ水中用
ある程度底に厚みが出ましたので、
エサをつけるときに針がひっかからないかと、
つける効率が落ちないかが心配です。
もっとも、本来どの程度うまくつくのかなんて知らないのですが(笑)
さて、長い竿、改造エサ付け装置、いかにも釣れそうなトリック仕掛け。
今まで買った道具たちは、常に期待通りの仕事をしています。
しかし、初めて使うトリック仕掛けには不安が隠せませんし、
なんといっても帰省中の最後の釣行。
これで釣れなければ、家族の目もさることながら、
もっと釣れない寒いColliemoreへ戻らねばならない・・。
・・・いや、必ず釣ってやるのだ!
という気概とともに、1月7日に市原へむかいました。
その4へ続く・・・・
パパ先制打
今冬一時帰国中の釣行記録の第3部でございます。
もともと全3部の予定で書いていましたが、
今回道具紹介を入れることにしたので全4部に変更となりました。
初めからお読みになりたい方はこちらから。 > 今冬の釣行 in Japan(1/4)
さて、振るわぬ釣果もさることながら、
さすがに同じポイントでこちらは0尾にもかかわらず
ああバッカンバッカン釣り上げられると、
なんとしても釣ってやるという気概に満ち溢れます。
そこで、先日のKさんのアドバイスと、
年甲斐もなくもらっているお年玉を利用して、
道具をいくつか買いました。
今冬の買い物は、妻の実家近くにある本間釣具店の黒崎店と、
同じ敷地にあるコメリホームセンターの黒崎店でしました。
あれこれ探りながらの買い物をするときには、
車であちこちひょいと乗りつけることができて、
かつ色々な部材が広い店舗スペースにある、
郊外型店舗が豊富にある新潟のほうが実家のある船橋よりも便利です。
私は道具についてはうるさいほうだと思っています。
ライブなどで楽器や機材をしょっちゅう持ち運んだ際の経験から、
軽い、コンパクト、手軽、低コスト、堅牢、片付け=出発準備、確実な動作
といった性能・性質を、道具、またその収納・運搬にうるさく求めます。
重いのはイヤ、かさ張るのはイヤ、手が埋まるのはいや、
大仰に見えるのはイヤ、広げたときにごちゃごちゃするのはイヤ、
いざというとき動かなかったり壊れるのはイヤ、
使わないものを持ち歩くのはイヤ、
しかしいざというときに手元にないという思いをするのはイヤ、
片付けた状態が次出発するときの状態でないとイヤ、
整理整頓やメンテナンスが頻繁に必要な道具・装備はイヤ、
と・・・なんか書き出してみると、イヤイヤ尽くしですね(笑)
パーツの交換による修理ができない道具は嫌いですが、
修理しながら使うものより、めったに壊れない道具のほうが好きです。
木よりプラスティック、プラより鉄、鉄よりステンレスやチタンが好き。
全体が鋼でできた、古臭い糸切りバサミとか大好き。
使い捨ては嫌いです。ウェットティッシュとか100円ライターとか大嫌い。
手が必要なときに荷物を上げ下げするのが嫌い。
手提げよりキャリーが、キャリーより肩掛けが、肩掛けより背負いが好き。
自作に使う素材・部材は20年経っても同様のものがある可能性で選択。
短い期間で修理できなくなったり、再度作れなくなるような道具は作りたくない。
作ってるメーカーが無くなると手に入らなくなるような物は嫌い。
キャンプコンロならガスボンベ式よりもガソリン式が好き。
そんな私ですので、必然として初期投資は大きめになりますが、
一度買えばボロくなろうが汚れようが、ずっと使い続けるタイプです。
経験上信頼できるメーカーがあれば、その製品に傾倒します。
しかし、他と比較することやより良いものを求めることには
あまり興味がありません。私がきちんと動くと信じられればそれで良し。
そんな私の主な道具たちは以下になります。
アイルランドではGrauvellのぶっとい竿を使っていますが、
日本ではSHIMANOの竿を使っています。
私は昔買ったNavi XT以来、道具はシマノ一辺倒です(笑)

ひとつはホリデーパック(20 240T)。
品番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) |
---|---|---|---|---|
20 240T | 2.4 | 8 | 44.5 | 150 |
先径/元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) | 商品コード |
1.5/17.0 | 15~30 | 36.3 | 7,950 | 23400 1 |
持ち運びが楽で良いメーカーということだけを考えて購入。
細かいことはわからないのですが、
去年の夏に身幅50cm以上あるアカエイを釣ったときに、
竿の中ほどまでしなり切りながらも粘り強く仕事を果たしてくれました。
軽い、短い、強い、信頼の一品です。

もうひとつはHOLIDAY島風(3号 330)。
品番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) |
---|---|---|---|---|
3号 330 | 3.3 | 5 | 75 | 140 |
先径/元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) | 商品コード |
1.4/23.0 | 10~20 | 78.8 | 9,400 | 21294 8 |
島風の中では仕舞寸法が最も短い75cm、自重140gです。
これも持ち運びを中心に、万能竿であることを考えて買いました。
ホリデーパックで釣ったものより大物のアカエイを、
3号ということもありずっと楽に釣り上げることができましたが、
磯竿ということでガイド穴が小さく、
遠投をしようと試みた際にPEが絡まって切れてしまうというトラブルが頻発。
「ちょっとした投げ釣りに」というホームページの商品解説どおり、
本当に「ちょっとした」投げ釣りにしか使えません。
その後、長い投げ竿は欲しいけど、仕舞い込み寸法が短くないとイヤ、
というジレンマ+ストレスを抱えることになります。
さて、これらの竿で頑張っていましたが、
「絶対に釣る」という気概の元、
持ち運び=仕舞い込み寸法は考えずに長い竿を手に入れることにしました。

購入したのはやはりSHIMANOのスピンジョイ(405EX-T)。
品番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) |
---|---|---|---|---|---|
405EX-T | 4.05 | 4 | 114 | 375 | 2.3/22.8 |
錘負荷(号) | 標準錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) | 商品コード | |
20~30 | 25 | 89.5 | 12,000 | 23330 1 |
正直持ち運ぶときには鬱陶しかったです(笑)
が、これで足場から比較的はなれたところにも糸を垂らせるようになりました。
リールは新たに買う必要はなかったので、
以前から使っているものが二つです。
やはりどちらもSHIMANOのものになります。

ひとつは大学時代に買ったNavi XT。
サイズは3000番だったと思いますがうろ覚えです。スペックも不明。
10年以上前のものですが、
軽く分解しリールオイルを注しなおしただけで、
今でもバリバリに使えています。
もっとも先年の夏までは、数えるほどしか使っていませんでしたけども。

糸はSHIMANOのDura AR-C。
品番 | 号数(lb) | 直径(mm) | 強度(kg) | 価格 | 商品コード |
---|---|---|---|---|---|
PL-020C | 2.5(30.9) | 0.31 | 14 | ¥4,700 | 94262 3 |
号数は2.5号(0.31mm)とブリ太いです。

もうひとつは夏に購入したアルテグラ・アドバンスです。
品番 | ギヤ比 | 実用ドラグ力 | 最大ドラグ力 (N/Kg) | 自重(g) |
---|---|---|---|---|
2000S | 5.0 | 19.6/2.0 | 39.2/4.0 | 260 |
スプール寸法(径mm/ストロークmm) | ナイロン糸巻量(lb-m) | フロロ糸巻量(lb-m) | PE糸巻量(号-m) | |
45.5/14.5 | 3-125、4-100、5-75 | 3-110、4-85、5-65 | 0.8-110、1-80 | |
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | ベアリング数A-RB/ローラー | 本体価格(円) | 商品コード | |
71 | 5/1 | 15,500 | 02170 |
品番 | 号数(lb) | 直径(mm) | 強度(kg) | 価格 | 商品コード |
---|---|---|---|---|---|
PL-010C | 1.2(14.2) | 0.21 | 6.4 | ¥3,550 | 94252 4 |
1.2号の100m巻を買いましたが、それでも糸が余りました(笑)
しかしこちらで購入したPENNのリール(5000番)と比べると、
実にコンパクトですよね。
コンパクトかつ細い糸で皆釣っているということは、
日本の釣り文化がより進んでいるということの顕れかもしれません。
荷物は少ないほど良いのですが、
日本だとどうしたって持っていないと困るのがクーラーです。
とはいえ、大きなものはいらない、というかイヤ。
軽くて性能の良いものが欲しい。

ということで、SHIMANOのフィクセル・リミテッド 90を使っています。
実は買った道具の中で一番高いという(笑)
先年の夏はこれのおかげで本当に助かりました。
ジュースを冷やしておいたり、青イソメを保冷したりとばっちりです。
セブン・イレブンで板氷を買って入れておけば、
真夏に9時間釣っていても、坊主なら半分も溶けません。
それなりに釣れた時でも、氷がなくなるようなことはありませんでした。
洗うのが楽なのにはちょっとびっくりしました。
簡単にふたが取れますので、ざっくり水洗いできれいになります。
汚れが激しいときには、台所用洗剤を少しつけて洗っています。
そしてもう1つ、やっぱり欲しいのが椅子。
はじめのうちはクーラーに腰掛けていましたが、
せっかくの良いクーラー、パッキンなどだめになるのはイヤだなあと思い、
地べた(というか金網)に座っていましたが、
なんというか腰というか尻というか痛くなりますので、
折りたたみ式のパイプ椅子を持ち歩くようになりました。
イスは荷物が増える感が一番強く、できれば持ちたくないのです。
背負ったり肩に掛けたりできるよう、ベルトでもつけようかな。
新しく出たフィクセル・リミテッド170には、
座っても問題ないってあるんだけどなぁ。
やっぱりだめなんだろうな。座っちゃ。

画像は拾い物。私のは色が青です。
上州屋ブランドで680円だったかな。東船橋店で先年の夏に購入。
コマセを入れておくコマセバケツは、
やはり先年の夏に新潟の本間釣具店でいっちばん小さいやつを購入。
これもなんだかかさばってイヤなんだよなぁ・・。
折りたたみ式のバケツとかがいいかもなぁ。
switz toolのどこでもバケツとか、色々あるみたいだし<自分用メモ
でも堅牢性はどうなんだろう。ベルトつけてバッグにぶら下げるほうが良いかも。
さて、仕掛けです。
Kさんによれば、基本サビキに違いはないけれども、
やはりトリック仕掛けのほうが釣果が上がるとのことでしたので、
トリックサビキの道具をそろえることにしました。
まずは仕掛け。購入したのは以下の二種です。
値段とアドバイスを元に一本針のものを購入。

ハヤブサ 速技スピード アジ五目 きらめき&MIXフラッシャー(5号)

Owner ハイパーパニック(4号)

そして、スピード餌付器を購入しました。
これは一番安かったものをあまり考えずにさっくりと。
拾ってきた画像ですが、これが一番近いかも。
おもりは10m以上降ろすということもありますし、
海上での釣りですので流れもありますから、
Kさんが使っていたと思われる夜光塗料が塗られたナス型の6号と8号を購入。

TAKATA 集魚おもり
トリックサビキに必要なものはこれだけ・・・のはずです。
餌付け装置は本来竿置きなどに固定するのですが、
私は荷物のかさも重量も増えるのはいやですので、
できれば購入したくありません。
が、海釣り施設の柵は丸型で、何かを固定するのは困難に思えます。
Kさんは釣り施設の手すりの高さに合うよう、
折りたたみ式テーブルの足を100円ショップで購入して
取り付けていました。
私も同じものを手に入れようとし、
100円ショップではなくコメリながら実際見つけることもできたのですが、
値段が思ったよりも高かったことと、重量があるということで、
何か別の方法はないかと考えつつコメリのなかをぐるぐる。
磁石シートなども大いに興味はあったのですが、
クロロプレンゴムという素材を使ったラバーシートを発見。
指で押したり何かに押し付けたりしてみますが、
すべるのを強力に止めるだけでなく適度なやわらかさがあります。
しかも安価。
これは使える、ということでこういったものを作成しました。

日本で実物の写真を撮ってくればよかったなぁ。
アイディアとしては、鉄の円柱である手すりですので、
普通に固定すると滑ってしまって動いてしまうので使い物にならない。
それをクロロプレンゴムが抑えるという具合です。
クロロプレンゴムの柔軟性はスピード餌付器の硬さよりも下ですので、
うまい具合に手すりを包み込むように凹んでくれるという予想です。
つまるところ非常に単純なしくみで、手すりにバンドで固定するだけです。
バンドは荷造り用。引張強度は十分の40kg。
取り付け取り外しが簡単にできるプラスチックの留め金が付いています。
ベルトは安定するよう2本。
クロロプレンゴムを貼り付けた餌付け装置の左右に穴を開けて通してあります。
長さは長めの2m。これならば手すりだけでなく、
クーラーやその辺のコンクリや
港のビットなどにも固定できそうです。
エサ付け装置のエサが入る側は、
バンドにオキアミの液がしみたりすると匂いが着きますし、
洗うのも面倒になる、両面テープもはがれやすくなると思いましたので、
タイルの目地を補修するためのエポキシパテを使って満遍なくカバーしました。

セメダイン エポキシパテ水中用
ある程度底に厚みが出ましたので、
エサをつけるときに針がひっかからないかと、
つける効率が落ちないかが心配です。
もっとも、本来どの程度うまくつくのかなんて知らないのですが(笑)
さて、長い竿、改造エサ付け装置、いかにも釣れそうなトリック仕掛け。
今まで買った道具たちは、常に期待通りの仕事をしています。
しかし、初めて使うトリック仕掛けには不安が隠せませんし、
なんといっても帰省中の最後の釣行。
これで釣れなければ、家族の目もさることながら、
もっと釣れない寒いColliemoreへ戻らねばならない・・。
・・・いや、必ず釣ってやるのだ!
という気概とともに、1月7日に市原へむかいました。
その4へ続く・・・・
パパ先制打
2010年01月17日
今冬の釣行 in Japan(2/4)
皆様今晩おはようございます。
今冬、一時帰国中の釣行第2部になります。
第1部はこちらです。 > 今冬の釣行 in Japan(1/4)
さて、日本に着いた次の日の23日を含め、
市原海釣り施設には4回ほど行きました。
初回23日の釣りの釣果はこいつと・・・

Camera : Sony Ericsson C510
こいつ。

Camera : Sony Ericsson C510
いやははは。参った(笑)
バケツはその後、必要な方が利用してくれているようです。

Camera : Sony Ericsson C510
クリスマスの次の日26日は人も少なく閑散としていました。
釣果はハゼが1匹とフグ、カタクチイワシが5匹ほど釣れましたが、
正直あまりぱっとする結果ではありませんでした。

Camera : Sony Ericsson C510
サビキとカレイ釣りの仕掛けでやっていたのですが、
どうにも釣果は伸びません。
やっぱり冬は難しいのかなぁ。
なお、施設への竿の持ち込みは一人2本まで。
コマセの撒き餌は禁止されていますので、
網を利用してサビくことになりますのでご注意を。
この日の夕日もなかなかでした。

Camera : Sony Ericsson C510
そして30日、年内の最終営業日にも行きました。

Camera : Sony Ericsson C510
冬の開場時間である7時の20分前から行ったのですが、
すでにかなりの列ができていましたのでびっくり。
まだ暗いうえに年末なのになぁ。
この日は坊主だったのですが・・・・。
開場と同時に良くつれる場所へ移動、びしっと抑えて釣り始めます。
と、お隣二組の方々、恐らくは常連さんか地元さんかわかりませんが、
夫婦4人でばっかんばっかん釣り上げます。
私にはまったく当たりなし。
お隣までの距離は1~2mで、仕掛けはサビキと一緒。
私は網+ピンクスキン、お隣はトリック仕掛けとはいえ、
なにしろすぐ隣なので頭には「?」がぐるぐる。
なぜ釣れない!?
あまりに不思議だったので聞くは一時の恥と話しかけたところ、
棚は底。おもりが底に付いた状態で釣っているとのことで、
真似してみます。
が、やはり当たりすらなし。
そうしている間にもお隣二組はばっかんばっかん釣り上げます。
既に良い型のコノシロと海タナゴが10匹以上も揚がっている・・・。
普段もいらっしゃっているそうですが、
正月近くには正月料理で使う魚を釣りに来るそうです。
昼ごろにお隣さんは帰り自宅を始めましたので、
いままでいらっしゃったポイントを使っても良いかをきき、
早速移動をしました。(背に腹は変えられぬ)
そして、そのまたお隣にいらっしゃった方と話をしました。
その方は越谷からお越しのKさんといい、
釣り施設にはもう10年以上来ていらっしゃるそうです。
監視員の方が定年の挨拶にいらしたりと、
ずいぶんと施設のことを知っているご様子でした。
また、息子さんが私と同じ年ということで、
とても気さくに話しかけていただきました。
その最中にも釣ること釣ること(笑)
結局私は坊主のままだったわけですが、
Kさんにはまた夏にお会いしましょうとお別れし、
いただいたアドバイスを元に次こそ頑張ろうといきまく結果と相成りました。
その3へ続く・・・・
パパ先制打
今冬、一時帰国中の釣行第2部になります。
第1部はこちらです。 > 今冬の釣行 in Japan(1/4)
さて、日本に着いた次の日の23日を含め、
市原海釣り施設には4回ほど行きました。
初回23日の釣りの釣果はこいつと・・・

Camera : Sony Ericsson C510
こいつ。

Camera : Sony Ericsson C510
いやははは。参った(笑)
バケツはその後、必要な方が利用してくれているようです。

Camera : Sony Ericsson C510
クリスマスの次の日26日は人も少なく閑散としていました。
釣果はハゼが1匹とフグ、カタクチイワシが5匹ほど釣れましたが、
正直あまりぱっとする結果ではありませんでした。

Camera : Sony Ericsson C510
サビキとカレイ釣りの仕掛けでやっていたのですが、
どうにも釣果は伸びません。
やっぱり冬は難しいのかなぁ。
なお、施設への竿の持ち込みは一人2本まで。
コマセの撒き餌は禁止されていますので、
網を利用してサビくことになりますのでご注意を。
この日の夕日もなかなかでした。

Camera : Sony Ericsson C510
そして30日、年内の最終営業日にも行きました。

Camera : Sony Ericsson C510
冬の開場時間である7時の20分前から行ったのですが、
すでにかなりの列ができていましたのでびっくり。
まだ暗いうえに年末なのになぁ。
この日は坊主だったのですが・・・・。
開場と同時に良くつれる場所へ移動、びしっと抑えて釣り始めます。
と、お隣二組の方々、恐らくは常連さんか地元さんかわかりませんが、
夫婦4人でばっかんばっかん釣り上げます。
私にはまったく当たりなし。
お隣までの距離は1~2mで、仕掛けはサビキと一緒。
私は網+ピンクスキン、お隣はトリック仕掛けとはいえ、
なにしろすぐ隣なので頭には「?」がぐるぐる。
なぜ釣れない!?
あまりに不思議だったので聞くは一時の恥と話しかけたところ、
棚は底。おもりが底に付いた状態で釣っているとのことで、
真似してみます。
が、やはり当たりすらなし。
そうしている間にもお隣二組はばっかんばっかん釣り上げます。
既に良い型のコノシロと海タナゴが10匹以上も揚がっている・・・。
普段もいらっしゃっているそうですが、
正月近くには正月料理で使う魚を釣りに来るそうです。
昼ごろにお隣さんは帰り自宅を始めましたので、
いままでいらっしゃったポイントを使っても良いかをきき、
早速移動をしました。(背に腹は変えられぬ)
そして、そのまたお隣にいらっしゃった方と話をしました。
その方は越谷からお越しのKさんといい、
釣り施設にはもう10年以上来ていらっしゃるそうです。
監視員の方が定年の挨拶にいらしたりと、
ずいぶんと施設のことを知っているご様子でした。
また、息子さんが私と同じ年ということで、
とても気さくに話しかけていただきました。
その最中にも釣ること釣ること(笑)
結局私は坊主のままだったわけですが、
Kさんにはまた夏にお会いしましょうとお別れし、
いただいたアドバイスを元に次こそ頑張ろうといきまく結果と相成りました。
その3へ続く・・・・
パパ先制打
2010年01月16日
今冬の釣行 in Japan(1/4)
皆さんこんにちおはようございます。
年末から正月に掛けて日本へ帰省していましたが、
やはり日本はあったかいですね。
そんなわけで、当然釣りへ行くことになるわけです。
行き先はデビュー地である市原海釣り施設 です。
そういえば、市原海釣り施設については紹介していませんでした。

Camera : Sony Ericsson C510
市原海釣り施設は千葉県市原市のコスモ石油コンビナート近く、
養老川の河口にある、養老川臨海公園に併設しています。
駐車場も完備しています。
なお、同じ建物にある養老川臨海公園のトイレが使えますので、
施設に入らずに岸から釣りをする人も多いようです。
ただ、大潮の時には波がかぶりますし、
手すりを乗り越えたり不安定なはしごを降りたりと少々危険です。
子供づれやお年よりは避けたほうが無難でしょう。

Camera : Sony Ericsson C510
市原海釣り施設は大きな施設です。
釣りができる桟橋が陸から100メートルほどのところにかかっています。
桟橋の長さは300メートル。
桟橋の全周にアクセスできるようになっていて、
船釣りのようにそのまま足元に仕掛けを下ろせば、
すぐに釣りができるようになっています。

Camera : Sony Ericsson C510
水深は10メートルくらいです。
桟橋を囲むように漁礁が作られていますので魚はいますが、
おそらくは房総のきれいな海のようにはいないと思われます。
ホームページによれば、
「東京湾を一望しながら、のんびり太公望!」
「釣りが始めての方にも監視員が親切丁寧に教えてくれるので安心です。」
となっています。
学がないのを露呈する用で恥ずかしいですが、
太公望とは中国の呂尚(りょしょう)の故事にちなんで、
つり好きの人を指すのだそうです。
中国では下手の横好きな釣り人を指すようですが・・・。
入場料は920円と決して安くありませんが、
仕掛け・餌・氷などが買える売店、飲料+タバコの自動販売機、
清潔なトイレ、各所に設けてある水道、常に巡回している監視員、
展望台・食堂・遊具施設まであります。

Camera : Sony Ericsson C510
桟橋や展望台からの景観はちょっと一見の価値があります。
とくに夕暮れは美しい。
東京が一望でき、アクアラインが東京湾を横断しているのが見え、
天気の良い日には富士山が望めます。
個人的には発電所などコンビナートを眺めるのも結構好きです。

Camera : Sony Ericsson C510
小学生以下の利用者にはライフジャケットが貸与されます。(強制)
トイレがそばにあるというのは、子供づれだと大切ですよね。
なにより、いざというときにすぐ頼れる監視員の方がいるのは本当にありがたい。
愚息のように元気がありすぎる子づれでも飽きれば公園や遊具施設で遊べますし、
柵が二重にあることや、床が金網(?)のため水面が見えるということで、
危険性を教える際にも非常に伝えやすいです。
アドベンチャラスな釣りを求めない私には最高の環境です。
その2へ続く・・・・
パパ先制打
年末から正月に掛けて日本へ帰省していましたが、
やはり日本はあったかいですね。
そんなわけで、当然釣りへ行くことになるわけです。
行き先はデビュー地である市原海釣り施設 です。
そういえば、市原海釣り施設については紹介していませんでした。

Camera : Sony Ericsson C510
市原海釣り施設は千葉県市原市のコスモ石油コンビナート近く、
養老川の河口にある、養老川臨海公園に併設しています。
駐車場も完備しています。
なお、同じ建物にある養老川臨海公園のトイレが使えますので、
施設に入らずに岸から釣りをする人も多いようです。
ただ、大潮の時には波がかぶりますし、
手すりを乗り越えたり不安定なはしごを降りたりと少々危険です。
子供づれやお年よりは避けたほうが無難でしょう。

Camera : Sony Ericsson C510
市原海釣り施設は大きな施設です。
釣りができる桟橋が陸から100メートルほどのところにかかっています。
桟橋の長さは300メートル。
桟橋の全周にアクセスできるようになっていて、
船釣りのようにそのまま足元に仕掛けを下ろせば、
すぐに釣りができるようになっています。

Camera : Sony Ericsson C510
水深は10メートルくらいです。
桟橋を囲むように漁礁が作られていますので魚はいますが、
おそらくは房総のきれいな海のようにはいないと思われます。
ホームページによれば、
「東京湾を一望しながら、のんびり太公望!」
「釣りが始めての方にも監視員が親切丁寧に教えてくれるので安心です。」
となっています。
学がないのを露呈する用で恥ずかしいですが、
太公望とは中国の呂尚(りょしょう)の故事にちなんで、
つり好きの人を指すのだそうです。
中国では下手の横好きな釣り人を指すようですが・・・。
入場料は920円と決して安くありませんが、
仕掛け・餌・氷などが買える売店、飲料+タバコの自動販売機、
清潔なトイレ、各所に設けてある水道、常に巡回している監視員、
展望台・食堂・遊具施設まであります。

Camera : Sony Ericsson C510
桟橋や展望台からの景観はちょっと一見の価値があります。
とくに夕暮れは美しい。
東京が一望でき、アクアラインが東京湾を横断しているのが見え、
天気の良い日には富士山が望めます。
個人的には発電所などコンビナートを眺めるのも結構好きです。

Camera : Sony Ericsson C510
小学生以下の利用者にはライフジャケットが貸与されます。(強制)
トイレがそばにあるというのは、子供づれだと大切ですよね。
なにより、いざというときにすぐ頼れる監視員の方がいるのは本当にありがたい。
愚息のように元気がありすぎる子づれでも飽きれば公園や遊具施設で遊べますし、
柵が二重にあることや、床が金網(?)のため水面が見えるということで、
危険性を教える際にも非常に伝えやすいです。
アドベンチャラスな釣りを求めない私には最高の環境です。
その2へ続く・・・・
パパ先制打
タグ :2009-2010冬帰省紹介
2010年01月14日
新年明けまして(遅)

Camera : Nikon D40
皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
12月21日から今週月曜1月11日までの約3週間、
鉄塔の近くに建つ実家へ一時帰国をし正月を堪能させていただきました。
(写真は元旦のもの)
冬の休みは夏に比べると短めなのですが、
大掃除、親戚集まっての新年会など
イベントが目白押しということで滞在が充実しますね。
家族と一杯時間をすごすことができ、
息子の成長には驚きつつも感動し、
妻の病気が大きく改善へ向かっているのにも勇気付けられました。
先年の夏に比べると、ずっと安心して出発ができました。
そして、市原海釣り施設の皆様、色々とありがとうございました。
越谷にご在住のK様、アドバイスを色々いただきありがとうございました。
おかげさまで1月7日の釣行では五目釣りを達成することもできました。
アイルランドは雪のために混乱が生じ、
交通機関だけでなく、水道の供給停止などの大きな問題が起きていますが、
帰りの飛行機は幸いにもトラブルなく、
非常にスムーズに帰ってくることができました。
日本での釣行についてはまたこんど。
ではでは。
パパ先制打
タグ :新年