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アイルランドで就職。家族とともに暮らしていたが事情あって一人残ることに。一時帰国中にリラックス+お金のかからない遊びとして市原海づり施設デビューしたが、とても楽しかったためアイルランドでも続けることに。
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Posted by naturum at

2009年10月29日

ようやく落ち着いたか・・・

皆さんこんばんは。

コンポストはようやく落ち着きました。
まぁ端的に言ってハエの数が減ったということなんですが(爆)

対策に使ったのは以下のようなもの。


1、Bug Clear


Camera : Sony Ericsson C510 Cybershot Mobile

油系殺虫剤。使わないつもりでしたが、どうにも数が多すぎたので導入です。
野菜に吹きかけた当日に食べられる。
100%自然原料(?)で作られている。
という表示を見て選択しました。

効果は確かにあるようです。吹き付ければ死にます。
が、さすがその日のうちに食べられると銘打つだけあって、
虫の発生を抑えるところまでは行かないようです。

絶対数は減りません(=発生数は一定)でしたが、
コンポストに近づけるようになったのはこいつのおかげです。
あちこち気にせずプシュプシュまけたのはありがたい。
下に書くような自家製剤やキンチョールのような
いわゆる殺虫剤を繰り返しまくのはちょっと怖いですものね。


2、ニンニクごま油

本来は洗剤で薄めてまくそうなのですが、
Bug Clearがあったので巻く用途には使わず、
(油まみれ+ニンニクくさくなっちゃいそうでしたので)
土に原液をかけて混ぜ込んでみました。

3番と一緒に使ったので単独での効果はわかりませんが・・・


3、ニコチン液

結論から言うと、ニンニクごま油+ニコチン液は効きました。
それも、かなーり効きました。
明らかにハエの発生数が減少したのを感じることができ、
結果としては大満足です。

吸殻からフィルターを取り除いたものを20本ほど、
水に2日漬け込んだものをニンニクごま油と一緒に土へ混ぜ込みました。

また、ニコチンのコンポストに与える影響はまったく感じられません。
むしろ以前より良いような・・・。
影響なく、順調に成長しているということなのだと思います。


4、洗剤ビール

これも見事な効き目がありました。
私はハエがビールによってくるのを見て思いついたのですが、
いまむらさんのコメントを読んで知恵袋の一種だったのだと感動しています(笑)

私が使ったのはイギリスのHoney Dewというエールに
食器洗剤をワンプッシュです。
置いてすぐハエたちが集まり始め、
3日も経つとグラスの底にわらわらと死んだハエが沈んでいました。


というわけで、大騒ぎとなったコンポストもようやく落ち着き、
また安心して釣りに行くことができそうです。

もっとも、せっかく修理したコンポストのふたは、
また反り返ってしまいました。
Bug Clearふきまくったからなぁ・・・。びちょびちょだったし仕方ない。

早くクギを打っておけばよかったです。
また改めて直すとします。


さて、先日は友人と一緒に車で1時間圏内を旅行してきましたので、
そのときにパシャパシャ撮った写真をとりあえず3発。


Camera : Sony Ericsson C510 + Neat Image

アイルランドは、評判どおりきれいなところだなぁと改めて感じました。


パパ先制打


シクラメン」へつづく。  


Posted by パパ先制打 at 23:36Comments(0)ゴミ問題

2009年10月24日

新顔登場!

皆さんこんばんは。
・・・ふと今気づいたんですが、日本朝ですよね。
こっちは夜9時半です。
皆様、おはようございます。

久しぶりにColliemoreです。
晩秋に入ったこともあり空はどんよりと曇り始め、
この調子だと天候回復を待っていたらずっと行けなそうだと思いましたので、
少し雨がぱらついていましたが行ってまいりました。


Camera : Sony Ericsson C510 Cybershot Mobile


ずっとWrasse(ボラ)、Pollack(スケトウダラ)、
Codling(マダラの子)、Mackerel(鯖)の4種類でしたが、
今週から変化が現れました。

Codlingの呪いに混じってつれることがあります。
こいつです。



Viking Tackleのおじさんに見てもらったところ、
思ったとおりの魚でした。

Herring(へリング=ニシン)です!

これでまた食卓がひとつにぎわうということで、大喜びです。
そういえば、京都・・・ですか?ニシンそばとかありますよね。
友人で食べたがる人もいるかもしれません。


そしてCodlingの呪いも少しずつ変わって参りました。
以前は小さな、ほんとに小さなやつらばかりで、
まさに釣ってはリリースの繰り返しという状態でしたが、
食ってもOKなサイズのものがかかり始めています!



顔立ちもいよいよずんぐりむっつりとしてきて、なかなかの面構えです。
なによりこれくらいのサイズがあれば、持ち帰りもOK。食卓に上れます。

ほんとうに毎週毎週、だんだんと大きなサイズのものがかかるようになっています。
大きくなると沖に出てしまうのではと心配していましたが、
この調子であればそこそこのサイズが今後釣れるようになるのではないでしょうか。

そうなればCod & Chips!
本場のフィッシュ&チップスを、釣りたての魚で作って貪り食うことも可能!
冬に向かって夢が膨らむという、ちょっと予想しない事態になりつつあります(笑)


そんなこんなで今回の釣果はこんな感じ。


Camera : Nikon D40

おいしくいただき、元気をもらうことにします。


パパ先制打


追記

逃げ出したハエたちが飛び回っていて、
ちょっと部屋がすごい状態です。
しばらくは退治と対策に奔走する必要がありそうです。

なお、ハエを逃がすために密閉していたコンポストを外であけてみたのですが、
もわっ!と湯気が上がったのにはびっくりしました。
コンポストは順調に成長しているようです!  


Posted by パパ先制打 at 06:53Comments(2)節目

2009年10月23日

コンポストのその後。

皆さんこんばんは。

アイルランドは雨続きです。
これでは釣りも無理。すぐ寒くなっちゃうんだろうなぁ。


魚の生ごみから発生する悪臭対策のために作った室内コンポストですが、
効果は抜群でした。見事なものです。

まだ分解能力はそれほど高くないようですが、
釣った魚のうち、半分くらいの魚から出た生ごみを投入したのですが、
じつにきれいに処理されています。
いわゆる生ごみはまったく見当たりません。土と見分けがつきません。
非常に時間がかかっているのはトマトのツルくらいです。

また、臭いはほとんど皆無といってよいでしょう。
甘い臭いがする、生の肉や内臓を入れた後には腐臭がするなどの記事もありましたが、
まったく気にならないレベルといってよいです。
はっきりいって、ビニールに捨てて口をふさいでいたときのほうが臭かったです。


が、問題も発生しています。


まず、木箱で作ったは良いのですが、
組み木でできていたということと、塗装を施さずに水分を含むものを入れていたため、
ほんの一週間ほどで木に反りが発生。フタが割れました。

しばらくはそのまま使っていたのですが、
その後フタの隙間から入り込んだのか虫が発生しました。
おそらくはショウジョウバエではないかと思われます。

臭いがほとんど無かったので隙間は別段気にせず使っていたのですが、
さすがにショウジョウバエの発生には参りました。

対策を施すことにします。


まずは箱の整形です。ともかく、きっちり塞がなくては。
さっそく割れてしまったフタを箱からはずして観察します。

枠は4つの木材から、天板は3つの木材の合わせ木でできていました。
天版の2枚の木材が水分を含むことで膨張して反りが生じ、
互いにぶつかり合うことで徐々に2つに分かれてしまったようです。
枠の角にあるホゾが、一箇所完全に外れてしまっています。

枠をはめなおそうと思いトンカチで叩いたり体重をかけてみたのですが、
まったく戻る気配がありませんので、
天板の一部とそれに接着されている枠の一部を無理やり引っぺがしました。

どうやら反りというものは、かなり深刻なことのようです。
力任せでは全く直りません。


Camera : Nikon D40


とりあえず軽い反りは接着剤で補正します。

スポンジを使って反りの内側に軽く水を含ませた後、
接着剤をつけ万力で無理やり閉めなおします。



この状態で一日放置したところ、
どうやらこの部分の反りは補正されたようです。
思ったとおり反対側が割れましたが、少しだけですみました。
この割れは下まで通っていないようですので、
木材が再び膨らんだときの余剰スペースとしてそのままにしておきます。


次に無理やり引っぺがした部分の、互いに当たってしまっている部分を削ります。
カッターナイフしかないので根気よく、薄く長く削り取っていきます。
見た目はあまり大事ではありませんので、さらに膨らんでもよいよう隙間を作っておきました。

十分に削ったおかげで、再びはめ直すことができました。
たっぷりと接着剤を塗り、両側を反りの上から万力で固定。補正します。
こちらもどうやら、うまく直ってくれたようです。


最後にできてしまった隙間をフィラーで埋めます。
何回かに分けて、しっかりと埋めていきます。



どうやらフタは平らになり、サイズも元に戻りました。

が、このままではまた反ってきてしまう可能性がありますので、
今度クギを買ってきて、ビシバシ打ち込む予定でいます。
さらに合板も買ってきて、上にべったり貼り付けちゃうつもりです。


さて、フタを直している間はダンボールをかぶせておいたコンポストですが、
直している3~4日の間に虫が急激に増殖しました。
今日もふたを開けてかき回そうと思ったのですが・・・・とてもじゃないが。
すごい数です。ちょっとビビリました。

フタがきちんと閉まっていたころには全く発生しませんでしたので、
隙間がやはり問題となったと思われます。
一度入り込んでしまった以上、今後は中で勝手に増えると思われますので、
何とかして駆除する必要があります。

しかしコンポストは微生物を飼う箱ですので殺虫剤をまくわけにはいきません。
というか、アイルランドは大して虫がいませんので、殺虫剤なんて持ってないのです。


以前調べた時に、コンポストの温度を上げると良いとありましたので、
廃油などを加えていたのですが、いかんせんアイルランドはもう晩秋。
設置したてということもあり、温度がとても上がりませんでした。



そこでセントラルヒーターにびったりくっつけ、ぼろ毛布で囲んでしまいました。
また、空気穴からたっぷりとタバコの煙を2本分吹き込んでやりました。
寝る前にもう一本入れてやるつもりです。

温度差が生じる上に、ヒーター側は急速に乾燥が進むと思われますので、
箱がビシリと割れる危険もありますが、そこは賭け。
駄目になったら今回の教訓を生かして再挑戦ですなぁ。

ブログを書いている今現在で3時間ほど経過しましたが、
手を毛布の中に入れるとかなりの熱気です。
これで少し弱ったり死んだりしてくれると良いのですけれども・・・。


こういう方法をとって一度は駆逐しても、また発生するのが目に見えています。
それに、すべてを殺せるとはとても思えません。
将来を見越して、何かしらの対策が必要です。

調べたところ、インド原産のNeem(ニーム)の木が虫除けに相当な効果があるとのこと。
eBayを調べてみたところ、Neemのオイルはこちらでも手に入るようです。しかも安価。
防虫効果もあるとしっかり書いてあります。

とはいえ、虫「除け」ではやはり不安が残ります。
とりあえず頭においておいて、直接殺す方法を考えます。
あの数、ああ・・・殺らねば殺られる。

殺虫剤はオーガニック殺虫剤と銘打った品もありましたが、
なんだかやっぱり怪しげです。
安全な材料で作る自家製剤が良いのではないかと思いました。

Organic Pest Control Guide : http://www.extremelygreen.com/pestcontrolguide.cfm

このページはぱっと見た感じかなり良さげで参考にしたいと思いますが、
日本のページでタバコ水やニンニク油をつかって駆除できるというページが幾つかありました。
これならば今家にあるもので作れます。

GOGOXのぼちぼち日記 : http://ameblo.jp/gogoxap/entry-10345748701.html
あんしんなタオル : http://www.miyahara-t.com/essay/h18.02.6.html


材料
ニンニク、ごま油、石鹸、水

作り方
1、ニンニクは細かくしてごま油につける。
2、1~2日置いてから石鹸水と混ぜる。
3、薄めて散布する。


読む限り、簡単そうですので早速やってみることにします。



タバコは吸殻を水に投入。ちょっと越したりするのが面同そうです。
ニンニクは生ニンニクがなかったので粉ニンニクを投入。
明日石鹸水を作り、薄めてから噴霧してみる予定です。
うまく効くと良いのですけどね。


さて、寝る前にはタバコを吹き込み空気穴を封鎖。
明日一日熱を加えて放置して様子見です。
タバコやニンニク油も効くと良いのですが・・・。

しかし、これで駄目ならあっさり殺虫剤だな。
化学薬品は微生物への影響が未知だからできれば避けたいけれども、
虫と同居は耐えられません。

たのむ!うまく行ってくれぇぇ~~~~!


パパ先制打


ようやく落ち着いたか・・・」へつづく。  


Posted by パパ先制打 at 08:10Comments(0)ゴミ問題

2009年10月21日

うーん。疲れてるな。

皆さんこんばんは。

最近いよいよ仕事が忙しくなり、
なかなかブログまで手が回らない状態です。

おまけにちょっと風邪気味です。
人と多く接する仕事の上、Swine Flu(豚インフルエンザ)も流行っていますから、
体調は慎重に見極めないと。


Camera : Nikon D40

とりあえず、しっかり食べてがんばるぜ!
(んでもって、できるだけ記事も書く!)


パパ先制打  


Posted by パパ先制打 at 04:58Comments(0)料理

2009年10月17日

呪いは呪いを呼んで・・・

皆さんこんばんは。

最近はCodling(コッドリング=マダラの子)の呪いにかかっていましたが、
先週日曜、11日にようやく開放されました。
のろいが解けたのは、いつものColliemore(コリモア)でした。


Camera : Sony Ericsson C510 Cybershot mobile

普段は時間の記録も併せて、着いたらすぐに風景を撮っているのですが、
この日はなんだか忘れてしまいました。

前日はPernell St.のKIMCHIIで早稲田大学諸氏とかなり飲んでしまい、
朝5時ごろ帰ってきたせいでしょう。<楽しかったぜみんなありがとう!
ちょっと頭がぼーーっと。

でも、ついて早々に釣果がありました。



よい型のPollack(ポラック=スケトウダラ)です。
船でつるともっともっとでかいらしいんですけどね。陸っぱりとしてなら十分。
こんな幸先よい日は、釣れます。

思ったとおり2時間の釣行の間に、さらにそこそこのPollackと、



ちいさなPollackが2匹。



・・・・・こんどはPollackの呪いか。

その後も多少上がりましたが、どれもこれもPollack。
しかしつれたので良しとします。
ちっこいやつらには海にお帰り願って、
よいサイズの2匹だけ持ち帰ります。


Camera : Canon D40

呪われていようとなんだろうと、
食べられる魚がつれた日はハッピーですよね。

一匹は鰻ダレで。


もう一匹はスモークサーモンと卵でいただきました。


久しぶりの魚。おいしかった~!


パパ先制打


----記録用----

  


Posted by パパ先制打 at 08:03Comments(0)Colliemore

2009年10月12日

プロモ撮影

皆さんこんばんは。

3人で行った釣りが楽しかったものの、
やはり一人でのんびりする時間が欲しいということで、
翌日の月曜は10月5日にも釣りに行って参りました。

場所はいつものColliemore。ついたのは16時半ごろです。


Camera : Sony Ericsson C510 Cybershot Mobile

今日は日が良いのか、既に何人もの人が釣りをしていました。
サビキをつけて1〜2回ぶん投げていると、
何やら銀色に光り輝くボートが近くをうろうろしています。



何か妙に船速の早い船です。
あまりに行ったり来たりするので、波は立つは光りが反射してまぶしいやら、
他の釣り人の中には「あっちいけ!」と叫んでいる人もいます。

私も、じゃまだなぁ。魚逃げてしまうじゃないか。と思っていたのですが、
ふと振り向いてみると私が釣っている後ろで控えている集団が。

どうやら邪魔してはいけないと思っているようですが、
いくら何でも私の後ろでは満足な仕事ができないでしょう。
ということで、釣りを一時中断し、前に来ていただきました。



何と撮影でした。スタッフもバリバリな感じですのでテレビでしょう。

カメラマンの若い方が一番恐縮してました。
おそらくはプロデューサーであろうミドルエイジのナイスガイ(爆)は、
話しかけてきたり無線で指示を出したりしながらも笑みを崩しません。
おー、テレビマンだテレビマンだ。

おもしろかったのでボーッと見てたのですが、
ブログに載っけたいから、後ろから写真をとっても良いかと聞いたところ・・・



振り向いてキメてくれました(笑)顔出しもOKだそうです。
いや、撮影がドラマとかだったりしたら、
著作権上まずいかと思って聞いたんですけどね。
プロデューサー、サービス満点です。

銀色の船は環境などを調べる調査船で、
そのプロモーション活動として撮影をしているようです。
銀色なのは、全てアルミでできているからなのだそうな。軽そう。

小一時間ほどで撮影を済ませると、
迅速に撤収して行きました。
その後ボートも帰って行きましたので、釣りを再開です。

しかし釣果はふるわず。




相変わらず呪いの真っ最中のようです。
おまえら早く成長してくれよ。フィッシュ&チップスにしてやるからさ!

頑張っている間にずいぶん暗くなってしまいましたが、
今日は月が正面から上り、とても綺麗な景色でした。



そのうち綺麗な月夜となって、
波間に光りが反射します。


Camera : C510 + Digital Photo Noise Reduction Software : Neat Image

静かな静かな、夜でした。


パパ先制打  


Posted by パパ先制打 at 05:34Comments(0)Colliemore

2009年10月09日

外国人=だれだおめぇ。

皆様こんばんは。

ここのところ忙しく、なかなか釣りにいけません。
昨日今日は、滞在許可の更新のため雑事に終われてしまいました。
雑事というのは、この国に滞在する手続きのことです。

興味ある方もいると思いますので、
前半は今回私が経験したこと、後半は私が理解していることを書こうと思います。
今日は、長文です。


私のWork Permit(就労許可証)は10月11日で切れてしまいます。
アイルランドで就労するには、就労許可証と滞在許可が必要です。
これらの期限は同じ日になっていますから、
切れてしまうと即時に不法就労+不法滞在者になってしまいます。

犯罪者になってしまいますので、(日本だと入国管理法違反、でしたっけ?)
9月にアイルランドに戻ったときにすぐRenewal Application(更新申請)を依頼しました。

Work Permitの取得は雇用者が行い、
Work Permitの管理は被雇用者が行うことになっています。
これは雇用者が被雇用者の立場を利用して、
不当な条件や賃金を提示するのを防ぐためです。

つまるところ、私は更新手続きができませんので、
職場の人事部に依頼することになります。


が、更新申請がRejct(却下)されたとの連絡が先週金曜に入りました。
ちょっとパニックに落ち入ったのですが、
どうやら今年8月終わりに新しい政策が導入され、
5年以上の期間、正規の方法で就労をした外国人労働者は、
就労許可証なしで働きつづけることができるようになったのだそうです。

滞在許可証に記載される種別もSTAMP 1からSTAMP 4に変わるとのこと。
STAMP 4は別の会社に再就職したりする際にも、
就労許可証が必要ない種別です。


あちらこちら調べたところ、
きちんとアイルランドに根を張って生活している外国人には、
より多くの権利を与えるべきだ、何て形で政府広報が報じていました。
解雇された場合も(自主退職はだめ〜)、
これまでは再就職活動のために3ヶ月間の滞在が認められていましたが、
6ヶ月に延長されたとのことです。

まぁ、実際のところは、頭脳、知識、技能流出を防ぐためなのでしょう。
労働許可証を申請する普段の面倒や、
解雇時に国としてどう処遇するかを簡便化または改善することで、
(有能かつ誠実な)外国人にできるだけ多く残ってほしい、って所だと思います。
また、企業も労働許可証の再発行にかかる手数料を払わずに済むようになりますから、
アイルランド人と同じように雇用する可を決めることが出きるようになる、と。

景気が良いときならいざ知らず、
さんざ海外の人を呼び込んだくせに不景気で首を切られたとたん、
何年も暮らしてきて家族も家もあるのに数ヶ月でさあ出てけ、
資産は国が接収する、なんていう上段構えな態度を小国が取っていては、
あっというまに別の国へ行ってしまいます。

日本もそうですが、外国人労働者に依存してしまった以上は、
きちんと最後まで責任を取ってあげないと大変なことになる、
ということなんでしょう。
何はともあれ私にとっては労働許可書を心配せずに済むようになりますし、
いざと言うときに生き残る術が増えましたから、大歓迎です。
長い目で見れば、会社にも1〜2百万の利益をもたらしたことになるのかな。


そんなこんなで、昨日はGarda National Immigration Board(入国管理局)に行きました。
ちなみにGardaは警察のことです。Policeではありません。
しかし非常に混雑しているとのことで、もう受け付けてくれないといわれてしまい、
翌日の8時までに来て、列に並べと指示されました。

今までは、管理局が開いてさえいればいつでもやってもらえたのですが、
どうやら事情がちょっと変わってしまっているようです。
最近ものすごい人数が入国しているのか。
審査を厳格化=時間をかけるようになったのか。
不景気でスタッフの数を減らされたのか。
純粋に時期の問題なのか。
理由はともかく、とんでもない混雑が起きているようなのです。



Camera : Sony Ericsson C510 Cybershot Mobile

開けて今日。少し早めの7時半に行ってみました。
10時から仕事がありますから、早く終わってほしいのですが・・・。



なんじゃぁこりゃぁ!
すごいです。建物一周してます。

ちなみに写真は留学生達の列です。
建物の中には、留学生以外の人たちの列があります。
(GNIB敷地内は写真撮影不可)


GNIBでは、まず整理券を受け取るのですが、
この整理券を受けとるのに簡易審査が必要です。
整理券はまず就労や観光で滞在する人や、その家族に優先配布されます。

したがって、
一日に処理できる人数 ー 既に配布された整理券 = 学生のための整理券
ということになってしまい、学校が既に始まって約3週間、
さっさと登録しないとまずいことになるというのに、
並んでもならんでも整理券がもらえない!
ということで、朝早く(何と5時ごろから)学生が列を作っていると言うことらしいです。

今までは6月に更新を行っていましたので、
まさか9月10月がこんなことになっているとは知りませんでした。
パスポートの更新をしたので10月に滞在許可も更新することになったのですが、
これはちょっと嫌なことになったかもしれません。


留学生はすごいお金を授業料や税金として払っているし、
しかも留学生にもっともっと来てほしいと大学は汗水たらして努力しているのに、
肝心の入国でこれじゃぁ、あまりに印象が悪くないか。
何考えてんだかなぁ。

せめて建物の中で待たせてやれよ!
と、実際はビックリマーク抜きなマイルド口調で(鰯)、
建物に入ってから近くを歩いていたスタッフに伝えましたが
はてさてどうなることやら。
上にきちんと話しているかどうか、解りませんね。

アフリカや中東から来たと思われる子たち、凍死しそうな顔していたよ・・・。
長いこと暮らしてる俺だって、この季節に外で2時間も待てばコチコチだ。
書面で書いてやろうかしら。


話を戻して。
取り合えずGNIBの中に入り、文句を言った後は列に並び、
簡易審査を受けて整理券をもらいます。51番。

仕事に間に合うかが微妙でしたので、
後で来たいんだけどと説明したところ快く対応してくれました。
こんどは351番。
「7時・・・いや、6時ごろに来てください。」と受付のおねーちゃん。

ホントは12時ごろに来たかったのですが、
そういうのは難しそうでしたのでそのまま受領、退出しました。
留学生のみんな、ちゃんと整理券もらえたかなぁ。




仕事を終て一旦家へ戻り、もう一度ヒゲを剃り顔を洗って出直します。
ついたのは5時半。
ところが、既にもらった番号は過ぎてしまっています。

人のいない受付に飛び込んで、どうすりゃ良いと質問します。
こういうとき受付の人の態度はかなーり悪いです。
が、気にしてはいけません。ここはそういう国なのです。

「あっちの受付で待ってろ。」
おお、すげぇ。向こうが言った通りどころか、
早めの時間に来てるってのにPleaseすらない命令形だよ。
まるで一昔前の役所のようだ。
しかし上を行ってる。語感は「待ってなさい」じゃなくて「待ってろ」だ。

ちなみに日本を出て10年以上経つ私は、
日本に一時帰国したときに最近の丁寧なお役所仕事に触れ、
非常な違和感、というかお店に入ったような感じを感じました(笑)
見習え、アイルランド。
列ができてんのに新聞読んでんじゃないぞ。オフィサー。


GNIBのとても悪いところなのですが、
何か問題が起きたときに訪ねる案内所のようなものがありません。
また、いきなり飛び込むの自体にも抵抗があるかと思います。

が、恐れずどんどん話しましょう。
そうしないと永遠に放っとかれ、
しかもそれが理由で起きた問題はあなたのせいになります。
自分から聞くのが当たり前な文化なんですよね。

仕事を始めたころ、なにも(本当に何にも)言われずいきなり場所だけ与えられ、
そのまま数日放っとかれた時は、かなり呆然とした記憶があります。
仕事あるか、こんなことやろうと思うんだがと、
上司を訪ねるのが初めの仕事でした。
さすがに言ってくれよ。こっち来たばっかで右も左も解らない外人なんだからよ。


無愛想な対応をしたこの担当官に、結局戻されることとなりました。
未だに目の前でなにやらおしゃべりしたり、あーあの国のやつらはゲハハハハ、
と非常に真面目な勤務態度でしたので、ちょっとカチンときそうになりました。
ま、この国ではカチンと来てもいいのですけど、
こいつがウチの家族の生殺与奪権(俺の就労)を握っていますから、
まぁ、我慢です。だいたいこういう人は後で変わりますから。

必要な書類をだし、目を通すにしたがって、
ほら。だんだんときちんとした態度に。
しかもすこし緊張して来たようです。
ざまぁみなさい。
あんたよりも、きちんとした仕事をしてる外人は山ほどいるよ。
てか、私の見た目や服装が問題なのかも(笑)

表面上はにこやかに。テキパキ求められたことに答えます。
手続きはすぐに終わって、無事Certificate of Registrationが交付されました。
なんだか、夜のGNIBは柄が悪いなぁ。。。
朝は結構感じ良かったのにな。
仕事に貴賎はありませんが、内容に貴賎が出るようです。


そんなこんなでまた一年分の、「仕事ができる権利」が保証されました。
ありがたやありがたや。
しかし、毎年面倒なうえにこの扱われよう。あったまくんなぁ・・・。



釣りして食べて、気の良い釣り人と会話を楽しみ、
元気をもらうしかありません。
いい人、悪い人、気さくな人、無愛想な人。
いろんな人がいるのは、どの国も同じですものね!


ここより第二部に入ります。
興味ある方もいるかと思いますので、知っていることを書き留めておきます。

以下の情報は私見に基づくものです。
正確な情報は各機関ホームページを確認しましょう。

アイルランド生活に必要な情報を正確に得るには、Citizens Informationが便利です。


たいがいの海外の国々において、日本人の訪問は歓迎されています。
日本人のほとんどは観光者であり、かつ礼儀も正しく、
常識が通じ、文化への理解も示す国民であると理解されているのでしょう。
「勤勉」「謙虚」「恥」の3つを持つ日本文化、誇るべきことだと思います。
(いかん。まだ興奮が残ってるな(笑))

聞いたところでは、世界中の国で一番手続きなどが簡単らしいのです。
国によってはビザだ滞在許可だと色々と面倒がある国でも、
日本人は比較的すんなり通してもらえると聞いています。

アイルランドでも例外ではありません。


アイルランドへの入国に際して、日本国民はビザも許可証も必要ありません。
いきなり飛行機で行って、空港にて滞在許可をもらうだけです。
この空港でもらう滞在許可は、短期滞在を目的とした滞在に発行される許可証で、
3ヶ月以内の滞在であれば観光しても友人を訪ねても家を買っても学校に入っても、
就労を除けばほとんどが自由です。就職活動もできます。
ビザなしで、かなり自由に行動することが出きるというわけです。

しかし、仕事探しが理由で入国する場合には、
かなりハードルが高いと思った方がよいでしょう。
許可が下りない可能性があります。

就職活動が成功した場合、そのまま不法滞在者+不法就労者として
国に残る可能性が濃厚である(と決めつけられてしまう)ため、
入国が許可できません、と言われることが多いのです。

就職活動が理由でもちゃんと通った方にも数名、会ったことがあります。
EU以外の国の人で、こういう方に会ったことはありませんが、
だから日本人が信用されていると考えるのは早計でしょう。
就労を予定して訪ねる場合には、入国前に内定をもらうか、
最低でも面接の通知が必要だと思った方がよいでしょう。


滞在が3ヶ月を越える場合には
理由に関わらずRegistration(滞在登録)が必要です。
登録を行わない場合、アイルランドに滞在できる期間は
最長3ヶ月間ということになります。

Certificate of Registrationは空港でもらうのではなく、
入国後に地域によって指定されている警察署または
専門の期間を訪ねて取得することになります。

登録には審査があります。
就労者であればWork Permit(労働許可証)、
学生であれば学校から発行してもらうCertificate of Studentship(学籍証明書)、
観光による滞在であればアイルランドまたはEU圏の銀行から、
口座残高を証明する書類を取り寄せる必要があるでしょう。
なお、就労契約書や学生証、銀行から届く出納記録(Statement)では、
審査してもらえませんので注意が必要です。

また、私と同じくSTAMP 4への切り替えを行う方は、以下の書類が必要です。

  • これまでの滞在許可が証明できるパスポート

  • 現行のCertificate fo Registration

  • 現行のWork Permit

  • 一番新しいP60

  • 最近もらった給与票3ヶ月分

  • 雇用を証明する手紙(人事部などから取得)

また、条件として連続して5年間の滞在が必要です。
3ヶ月までの中断は許容されます。

登録が承認されると、発行手数料の支払いを求められます。
手数料は150ユーロです。

支払いにはクレジットカードまたはレーザーカードが必要です。
銀行によっては、キャッシュカードとレーザーカードが別になっています。
また、現金、振出小切手、郵便小切手などで払うことはできませんので注意が必要です。

アイルランドに銀行口座を作るのは難しいと考えておいた方がよいですし、
クレジットカードは審査が厳しく、
またレーザーカードも届くまでに時間がかかります。
学生さんなどは日本でクレジットカードを作って来たほうが良いと思います。


手数料の納付を済ませ、登録が完了すると、
Certificate of Registration(登録証明書)が発行されます。
形はクレジットカードと同じです。



Certificate of Registrationの有効期間は最長1年間です。
発行と同時に、Registration満了までの滞在許可を示すハンコが
パスポートに押されます。
したがって、1年以上の滞在をする場合には、
毎年Certificate of Registrationの再発行を受ける必要があります。

以上、お役に立つ情報ならば幸いです。
次回は本編を!ColliemoreのHappyかつExcitingなはなしを!(笑)


パパ先制打  


Posted by パパ先制打 at 07:18Comments(2)本編とは無関係

2009年10月07日

レジャーですじゃー。

皆様こんばんは。

家族が日本に戻ってからというもの、
ダブリンの中心、iLac(アイラック) Shopping Centreにあるダブリン中央図書館
毎週土曜日に開かれている、日本文化交流の集まりに参加しています。
いつも楽しく話をしたり酒を飲んだりしていますが、
今回はそこで知り合った友人が釣りに同行することになりました。

一人は釣りをしたことがありますが、もう一人は初めてとのこと。
はてはてどうなることやら。
何はともあれ悪天候では行けませんので、追って連絡することにします。

なお、お気づきの方もいるかもしれませんが、
iLac Shopping Centreの「センター」の綴りはCenterではなくCentreです。
BehaviorはBehaviour(or > our)。OrganizeはOrganise(ze > se)。
イギリス英語の綴りはアメリカのとちょっと違います。

また、呼び名が違うものも多々あります。
Gas(ガソリン)はPetrol。Trunk(車のトランク)はBoot。
Eraser(消しゴム)はRubber。Truck(トラック)はLorry。
テストなどで不正解をもらった時には交渉してみましょう。<微妙に使える豆知識を皆様に


当日、日曜の朝は早めに起きて天候などをチェック。
危なくないようですので、参りましょうと連絡を入れます。

待ち合わせはTemple Bar(テンプルバー)の釣具店、Rorys Fishing Tackle前です。
早めについてしまったので、広場のCafe Vivaldiにてラテを注文。
二人が来るのをのんびり待ちます。


Camera : Sony Ericsson C510 Cybershot Mobile

天気は結構良いのですが、どうも肌寒いようです。
風もありませんから、気温が以前に比べて急に低くなったみたいです。
(このブログを書いている今夜は1℃まで下がるそうです・・・寒い!)

それにしても、一番の繁華街にある広場がこのサイズですから
やっぱりダブリンは小都市ですね。


二人が到着。釣具屋さんへ向かいます。
釣具屋さんはパブ、レストラン、土産物屋などにまざって建っていました。
実は最近インターネットで調べるまで、存在すら知りませんでした。
二人も今まで気づいたことが無かったそうです。
お互いTemple Barを歩くときは酔っ払っているからかもしれません(笑)

観光客が必ず訪れる、ダブリンで唯一といってよい繁華街に、
なぜ釣具屋があるのかは謎です。
もちろん地元の人も来るのでしょうが、
店を見てやってみようと思う観光客がいるのでしょうね。

二人に貸すのは以前家族でキャンプに行ったときに買ったルアー竿です。
長さもあまりありませんし、二人とも初心者ですから、
重りを使っての釣りやサビキのぶん投げは無理そうです。
そこで浮きを1つ買い、仕掛けを作ってあげることにしました。
そしてラグワームを20匹。ここではViking Tackleより少し高くて6ユーロでした。

Rorys Fishing Tackle : http://www.rorys.ie/


大きな地図で見る

言わずと知れた繁華街、Temple BarはSquare(広場)向かいの並びをTrinity College方向へ約10m。何となく歩いていると思わず通り過ぎてしまうほど場違いなので注意。品揃えはDaiwaが中心。川から海まで、低価格から高価格まで、幅広く揃っています。


餌も道具も仕入れましたので、車でColliemoreへ向かいます。
やはり行き慣れたところは案内もしやすいですし、
危険かどうかの判断もつきやすいです。安全第一。
途中のSPARでお昼ご飯を買ったので時刻は2時少し前です。



二人には先にご飯を食べているよう伝えて、
さっそく竿としかけの準備をします。
両方ともウキの仕掛けです。

早速簡単にやり方を伝えてご飯を食べることにしますが、
結構込んでいたのと二人は餌を自分でつけられなかったので、
あっちへこっちへと動くことになりました。
これもまた、楽しみの一つです。
職業柄、世話好きにならざるを得ないんですよね。


さっそくビビビッと当たりが来ているようです。
竿を急いで大きく上げすぎているので、
のんびりやるように伝えます。

試しに2〜3匹釣って見せたところ、
どうやらだんだんコツが判ってきたらしく、
二人とも小さなPollackを釣り上げました。

釣れるとと楽しくなるのが釣り。
二人とも、かなーり真剣です(笑)



時間とともに釣れたり釣れなかったり。
我慢できず竿を借りて釣ってみたり。
景色を見たり、写真を撮ったりと楽しく時間を過ごします。


Camera : Canon IXY DIGIAL 95 IS

しばらくして、見事根がかり。
糸が切れてウキを持ってかれてしまいました。
代わりのウキはありませんので竿を返して貰い、底釣りをはじめます。


Camera : Sony Ericsson C510 Cybershot Mobile

こんなやつが釣れてプチ盛り上がりを見せましたが、
肝心の魚はイマイチあたりがありません。
まったりとした時間が流れます。

しばらく粘っていたところ、なんとカレイが釣れました。
Colliemoreでは、始めて釣ったカレイです。



まだまだサイズは小さいです。これから大きくなるのかな。
こういうことがあると、冬の釣りにも期待が持てますね!


どうやら釣れない時間が来たようです。
当たりはさっぱり。潮もすっかり引いて、岩場が見えるようになりました。
もっとも近くで釣っていた子供たちは竿も使わずWrasseを引っこ抜いていましたが。

ふと思い立って堤防をおり、ウキを回収しにいきます。
これだけ潮が引いていれば、運が良ければ見つかりそう。
降りるのはちょっと怖くて難儀しましたが、無事下に降りることができました。
足元がかなり滑ります。気をつけて気をつけて。
観光客から「あいつ何やってんだ」何て声がかかります。

ほどなく無くした針が見つかりました。しかしウキはありません。
あちらこちら見て回ると、糸やら針やら仕掛けやら。
タオルや電線まで落ちています。
やはりこんな綺麗な場所でもゴミがあるんですね。

そしてウキも発見!
ずいぶんと岸側に打ち寄せられていました。
とりあえず全て拾って、上へ持ち帰ることにします。
ビーズとかヨリモドシとかクリップとか、再利用させてもらいましょう!
ゴミはゴミ箱へ。ね。


いざ登ろうとしたところ、友人がWrasseを釣り上げました!
遠目ではありましたが、今日一番大きな魚みたいです。おめでとう!

また良い時間が来たようですので急いで上へ戻ろうとしたのですが、
登るときは降りるとき以上の苦労となりました。

思ったより高かった上に、壁は垂直。
降りるときに使った場所は登れそうに無く、
おまけに片手にゴミをいっぱい持っていたものですから・・・ちょっと焦りました。
結局片手フリークライミングを約2.5mほどするはめになりました。(笑)


さっそく使えそうな部品を取り、
回収したウキをもう一度竿につけ直して釣り再開です。
Wrasseを釣ったときに無くなったのでしょう、餌も付け替えて上げました。



こうして写真見ると、いいオヤジですな、私も。丸い背中はわざとです(笑)
おっと!そういえば、その後竿を返さず続けてしまったね。ごめん!
もっとも彼女はグラビア撮影するんだとパシャパシャ写真を撮ってました。

そしてうれしい発見が。
なんとColliemoreにはトイレが存在しました。ビックリ。



船着き場へと降りて行く坂の途中、道路の下に穴(?)があり、
その中がトイレなのだそうです。
行った二人に聞いたところ、紙はさすがにありませんでしたが何と水洗。すげえ。


さて、時間は5時をまわり、少し日は陰り、多少寒くなってきました。
景色がとても綺麗です。



その後はなんだかんだで7時近くまで粘らせてもらいました。
二人共、寒い中頑張ってくれてありがとうね。

例によって車に入り、暖房の暖かい空気に癒され、
やっぱ車は必要だとか、お約束トークをしつつダブリンセンターへ帰還です。
帰りのバスの時間にもどうにか間に合いました。よかったよかった。


一人でする釣りも良いですが、たまに友人といくのも良いですね。
また誰か誘ってきたいですが、これからはもっともっと寒くなりますから難しいかな。
そういえば、春には二人とも帰ってしまうのだった。
長い付き合いが持てないのも、海外長期滞在の辛いところです。

なにはともあれ、坊主は一人もなし。
無事に、とても楽しむことができました。
二人とも、ありがとう!


パパ先制打  


Posted by パパ先制打 at 09:18Comments(0)Colliemore

2009年10月05日

古巣の心地よさ。

臭い対策のためコンポストの製作に時間を使っていましたが、
無事完成のメドが立ちましたので釣りへ行きました。
楽しみの少ない海外生活。
我慢ができなかったというのが正直なところです。


10月2日、古巣のColliemoreへ。
仕事が早く上がったので4時少し過ぎにつくことができました。


Camera : Sony Ericsson C510 Cybershot Mobile

ご覧のように、雲がまばらながらも厚い日でした。
気温が比較的高めに感じられましたが、風が無いのと湿気が強いためでしょう。
また、今回は干潮の直前から干潮の直後までの釣りとなりました。



あまりに水位が低いため、海藻が海面から出てしまっています。
干潮前後の釣りは、根がかりもしやすいのであまりしたことがありません。
(もっともそれが、面白そうだとは思ったのですが)


早速サビキをぶん投げます。
先日お会いした型の引き方を参考にし、
まずはそこまでしっかりお守りを沈めてから引くことにしました。

どうやら、沖もそれほど深いわけではない様子です。
すぐに底へついてしまいますが、
しばらく落ち着けてから引き始めます。

と、引くと同時にあたりがあることがあります。
釣り上げてみると、




・・・Codlingの呪いが。

Skerriesで憑き物は落ちたかと思っていたのですけれどね・・・。
鯖は例によってさっぱりです。まぁ、こういう時期なのでしょうね。
こいつらが大きく育ってもどってくれることを祈りつつ放流です。
最近は、魚を弱らさずに逃すのがちょっとうまくなってきました。


しばらくすると、あたりがぱったり止まりました。
海には流れが感じられませんし、岩が大きく見えてしまっています。
干潮を迎え、潮止まりになったようです。
こんな時にはのんびり景色でも見ながらタバコをふかすのが一番ですね。



付き添いはこいつだけ。
潮のせいでしょう。釣り人も誰も居らず、Colliemoreはとても静かでした。


さて、サビキはどうにも期待できそうにありませんでしたので、
底釣りへとうつろうかと思いましたが、
ふと思いついて、ウキ釣りをすることにしました。
先日Viking Tackleにて、ウキ釣りの仕掛けセットを買っておいたのです。

この仕掛け、かなりというかすごくいい加減な代物で、
ウキ止めゴムとしてついてきているのは輪ゴムです。
しかも針は過去見た中では最大クラス。
太さもサイズも、鮫ですかカツオですかこのサイズは。
そのくせハリスは1号ぐらい。ばらばらです。

とにかくやってみようと仕掛けを作ろうと、
浮き止め輪ゴムに挑戦してみたのですが、
どう頑張っても糸に固定することができません。

残念ながら(ちゃんとした)浮き止めゴムは持っていませんので、
ヨリモドシにしてしまいました。
フックも先日購入したワーム用のものに交換し、
ハリスはいつも使っている2号に交換です。
(ヨリモドシ〜ビーズ〜中通し浮き〜ビーズ〜おもり〜ヨリモドシ〜針)


海には流れが戻ってきています。
浮きを投げると、南から北へと流れてきます。
ある程度流したところで、ゆっくりゆっくり手元へと引きながら様子を見ます。

と、見事ウキで釣ることができました。
それもかなり立て続けに釣れました。




おチビちゃん、十分サイズ、おチビちゃんと来て・・・、ずどん!

おチビに慣れてしまった体には、まさにぶん殴られたような衝撃が来ました。
こういう当たりがあると、合わせるというかもう、
反射で竿を上げてしまうものなのですね。
針はばっちり食い込んでくれたみたいです。

かなりバッチャンバッチャン騒ぎましたが、
さすがはぶっとい竿とでかいリール。
すんなり取り込むことができました。



Pollack(スケトウダラ)です。
Colliemoreで釣った中では、一番大きな魚だということが一目で分かりました。
というよりも、エイのような食べない魚ではなく、
食べられる魚の中では人生で一番大きなサイズなのが判りました。

久しぶりのColliemore。大きなご褒美をくれたようです。
うれしいなぁ。ありがとう。




既に日没を迎え、当たりは暗くなってきました。
しかし、業の深い私は調子にのって釣りを続けます。ってか止められるかい!

足場などは街灯のおかげで見えますが、
さすがに仕掛けを作ったりするのは無理なようです。
ウキも電気ウキでは無いので、放って待って、感覚を頼りに引き寄せます。

その後はチビちゃんが2匹釣れた後、再び十分なサイズのPollackが釣れました。



ウキ釣りで釣れたのは、見事にすべてPollackでした。
水深は1〜2mですから、底釣りでもウキでも違いがあまり無いと思うのですが・・・。
不思議ですね。




本日はこれで終了。8時少し前ですから、日の落ちるのが本当に早くなりました。
ダブリンシティーの方向にとても綺麗な夜景が出ていたのですが、
携帯のカメラでは撮れませんでした。残念!


家に戻って魚を並べてみると、充足感が襲ってきます。


Camera : Nikon D40

大きい。これは大きい。うれしいなあ。おいしいだろうなぁ。
しかし、死んだ魚の目のようだとはよく言ったものですね。
このサイズになると、さばくときにもこちらをぼぉ〜っと見ているのが怖かったです。



大きなヤツはすこし味が出るのを待つために取っておくことにしました。
この夜は二番目に大きなヤツをバタ焼きでいただきました。
とてもおいしかったです。スケトウダラはバタ焼きがうまいと覚えるべし。




久しぶりのColliemoreは、やはり素晴らしいところでした。
つくづく、コンポストを完成させなくてはと思いました。

コンポストについては今日一発目でお届けしましたが、
写真に出ていたアラは、この大きなPollackのアラです。
そちらは写真一発。料理の記事で。


パパ先制打  


Posted by パパ先制打 at 08:48Comments(0)Colliemore

2009年10月05日

臭い対策 ー コンポスト(製作/設置)

十月一日は見事財布を忘れて撃沈しましたが、
翌日財布をがっちり持ってリベンジしてまいりました。<何にリベンジ?自分に?
購入したのは以下の物品。

ヒンジつき木箱
補強用の底板(MDF)
取っ手(B&Qアンティークレンジ)
コンポスト(B&Qバリュー)
大小シャベル+三股(B&Qバリュー)

これっぽっちのくせにしめて39.02ユーロ(約5100円)なり。
思ったよりも高くつくのは外国だから。
日本じゃないぞ日本じゃないぞ。<呪文

皆様こんばんは。
本日は自傷ツッコミが多すぎるパパ先制打です。
自尊心が失われつつあるのかしら。注意しないとね。


買い物中に結構お金がかかると気づいたので、その場でいくつか節約しました。
まず、殺虫剤は虫が出てからにすることにします。
やはり微生物に影響がないとは思えませんし、
効き目がなくなる度に足したり塗ったりと言うのは面倒です。
実際どの程度の虫がわくのかを見極めようと思います。

そして防腐塗料も止めました。
防腐塗料は少量でも結構な値段ですし、水分の蒸発を阻害しそうな予感です。
かわりに端切の板を売ってもらい、底板として底抜け防止することにしました。
この板は表面加工してある台所などで使われる板なので効果が期待できます。
箱の底板はちょっと強度が頼りなかったので、それも解決できそうです。


家に帰ってさっそく工作開始。
足となる材木、ネジクギの類やボンドや充填剤は家に余ってるものでまかないます。
ありゃ、ウッドステインあるじゃないか。
あーあー、あのときの。あぶねーあぶねー(笑)


Camera : Nikon D40

ブリブリ切って、ネジはグリグリドリルギュワーンして、ざっくり足つきの箱にします。

  • 足をつける。(通気の改善、湿気防止)

  • 底面は保温材をはさみこんで二重底に。(温度低下の抑制、底抜け防止)





ここで1日は時間切れ。アパートなので19時以降は大きな音が出せません。


2日と3日は、

  • 取っ手用に開いている大穴を封鎖。(防虫、防臭、乾燥防止)

あらかじめ取っ手として開いていた大きな穴は不要というか困るので塞いだのですが、
充填剤の乾燥を待っては重ね塗りをするため、
ここでずいぶん時間がかかってしまいました。やれやれ。


そして4日は、工夫を加えました。

  • 各面に空気穴を作成。(水分の蒸散、空気循環の促進)

  • 穴の内面をモスキートストッパーで封鎖。(防虫、土もれ防止)

  • 側面の穴は斜め上に開ける。(水だれ防止、土もれ防止、空気循環の促進)

  • ハンドルの取り付け。(移動の簡便化)



いやん。結構本気モード。
猫足加工したりは致しませんが、ちょっとした変更を施すのは楽しいです。<凝り性
なお、密封性がより必要な時には、蓋と箱の接触面にシリコン材を塗り
パッキン状にする予定でございます。(防虫、防臭)

空気穴の数やサイズについてははちょっと悩みましたが、
投入する生ごみの量がとても少ないので、
密封されない程度に止めました。
蓋4、底面5、側面2が2枚となっています。
後にもっと必要になれば、また開ければよいだけです。

水浮けトレーはよいサイズのものがなかったので、
チャイニーズテイクアウェイ(お持ち帰り中華料理)の箱で代用します。
さんざ食べているので、こいつだけは山盛りあるのだ。


なにはともあれ日曜4日夜、とうとう箱が完成!
じゃーん。



うんうん。見た目結構いけてるかも。

さっそくコンポスト材を投入!よーくかき混ぜ空気を入れる!
そして卵のカラ、魚のアラ、使い古しの油を少量投入!



1〜2日しても腐敗臭がしなければ成功です。
先日の「我慢できなかったよ釣り」で発生したアラや内蔵をはじめ、
ある程度の量が冷凍されておりますので、様子を見て投入です。

コンポスト材の湿り気が少々強いので、
今夜はセントラルヒーターにくっつけておいておきます。
温度も上がるし一石二鳥です。

さて、どうなるかな!楽しみです。


・・・ふと思ったのですが、
コンポストで検索かけて来られる方もいらっしゃるかもしれませんね。

本ブログはあくまで釣りがメインですのであしからず。
良ければ読んで行ってやってください。

ではでは(笑)


パパ先制打


コンポストのその後。」へつづく。  


Posted by パパ先制打 at 07:15Comments(0)ゴミ問題

2009年10月03日

浮気の先は、北の港(その3)

皆様こんばんは。
コンポストの完成を待つのに耐えきれず今日は釣りに行ってしまいました(笑)
明日、出来ればコンポストを完成し、
今日の釣りについてのブログもかく予定です。

さてSkerries三部作(?)本日で閉幕となります。
癒しがメインなので盛り上がりません。
↑言い訳です。


さて釣りを始めるために車を埠頭まで移動します。
まわりを確認、荷物を出して、埠頭の先へ戻ってみると、
おやおや。釣ってらっしゃる方がいるじゃないですか。

近づいてみると、どうやら地元の子供さん。
金髪青目の子。12〜3歳というところかな。
まさに入れ違いだったみたいです。

早速話を聞いてみました。
サビキをつけてる時点でそうではないかと思ったのですが、
彼の狙いはやはりサバ。
しかし、今年はサバが不漁だそうです。

Colliemoreや釣具屋さんでも聞きましたが、
今年はサバが全然居らず、
漁師さんも困っているとのこと。

彼によれば、去年のシーズン中の釣果は1600匹ちょっと。
ところが今年はシーズンが終わりかけているのに、これまでで120匹だそうです。
しかしすごいな。数えてるんですね。

去年であれば投げれば必ず2〜3匹は釣れていたそうなのですが、
今日もまだ釣れていないとボヤいていました。
埠頭を離れたのはほんの20分ほどだったのですが、
どうやらその短い時間に釣れてないことがおかしい、ということらしい。
そんなにいつもなら釣れるのか・・・。

埠頭はあまり広くないので、
大体どの辺を狙って放り込んでいるのかを聞きました。
埠頭の先から入江の出口に向かって投げればよいとのことです。

しかし埠頭はとても狭いので、
私も投げるとお祭りしそうです。
ここは例の監視台から外海に向かって投げてみるとしよう!

早速サビキを準備し、遥か眼下に海面を見つつ、一投、二投、三投・・・。

なるほどまったく釣れない。
30分ほど投げていると、彼はもう片付けをして帰ってしまうところでした。
監視台の上は風も強く、少々寒くなりましたので、
埠頭の先っちょへ移動して仕切り直しです。

何度もサビキをあちらこちらへ放り投げていて分かったのですが、
Colliemoreに比べてなだらかな海底でした。
これならば底引きのほうが期待できるかもしれません。
てきぱき仕掛けを底引きに変えて釣り再開。

しかし引いても引いても。
ちっこいちっこいCodlingばかりかかります。



Camera : Sony Ericsson C510 Cybershot Mobile

かと思えばこんなヤツ。
柿ぶつけて倒すぞキサマ。



投げても投げてもカニに食われてしまうのではどうにもなりませんので、
再びサビキに変えて投げ始めます。
しかしやはり!




Codlingの呪いか。

その後もしばらく粘りましたが、
漁船も戻ってきましたので、終了。
ボウズではありませんでしたが、いまいち盛り上がりにかける釣りとなりました。
食べられる魚、一匹も釣れなかったな・・・。



Skerriesではいろいろな人が話しかけてきてくれて、
しかもどの方もとてもフレンドリーで、でものんびりしていて。
なんだかゆっくりとできました。
田舎の良さなのかな。Dalkeyは高級住宅街だもんなぁ。
人の感じがぜんぜん違って、新鮮でした。

だから、ちょっとネズミの臭いが気になったけど、
あんまり魚は釣れなかったけど、
また来たいと思います。とても楽しかったです(笑)

それに、冬がもう少しやってきたらカレイとかにも挑戦したいですものね。
砂地でないと、カレイ釣りは辛いです。

なんかまったり。のんびり。
これにてSkerriesへの一日浮気は終了。


ちなみに家に帰る途中で、
料金所がビデオカメラやIDタグを使ったゲートレス料金所になっていることを発見。
結局往復で6ユーロ払い込むことになりました。
とほほ。


パパ先制打  


Posted by パパ先制打 at 08:58Comments(0)Skerries

2009年10月02日

浮気の先は、北の港(その2)

皆さまこんばんは。
Skerriesでの初釣行の第二回目になります。
(当ブログの小さな写真は、クリックすることで拡大表示されます。)

ツーリストインフォメーションのおじさんはにこやか。
釣りをしたいんだけどと聞いて見たところ、
埠頭までの道をわかりやすく教えてくれました。

早速車に乗り込んで出発。


Camera : Sony Ericsson C510 Cybershot Mobile

今来た道をそのまま進み、モニュメントを直進です。
道は狭く、標識も走りながら読めるようなものではないので、
案内がなかったらちょっと不安でした。

とうとう入江が目の前に広がります。
見えたぜ!アレが埠頭のはずだ!



埠頭へ向かって道がずっと伸びています。
海岸には散歩する人や楽しそうに遊ぶ子供がいます。
海岸にそって建つお店たちもいい雰囲気。

すこしだけ以前いたイギリスはBroadstairs(ブロードステアズ)を思い出します。
全然大きさも発展具合も違うんですけど、何というか、雰囲気です。
海沿いの観光者が来る街。そんな雰囲気がするのです。

まずは斥候となり偵察です。
新しい場所に行ったときには、道具を持たず歩き回ることにしています。

こういう場所には駐車場が・・・やっぱりありました。
車を止め、まずは駐車場近辺の海岸をチェック。



おおお。結構岩場だ。
これは重りを無くさないように気をつけないといけないかもしれない。
磯遊びしている家族もいるなぁ。妻と息子と来たら楽しいだろうな・・・。



入江の海岸は綺麗な砂浜です。
外海は岩場でも、入江の中は砂地がほとんどみたい。
船が停泊しているせいもあるのでしょうね。整備している感じがする。
埠頭の内側と外側で、違った釣りが楽しめるかもしれないな。

トイレの場所、お店の場所、駐車可能な場所などを把握して、
いよいよ埠頭へと向かいます。

すぐに気づくのは漁船。観光の船とは違って、ゴツくて汚れていて、でもたくましい。
こういう船はColliemoreにはなかったな。港が小さすぎて。
漁業がある港、と言うことか。



しばらく歩くと車止めがあり、大きく右へと迂回して行きます。
思ったよりもずっと長さがあるみたいです。
途中には魚が箱に入れたまま放置されていました。
やはり漁業が、盛んとはいわずとも、日常的に行われている港みたいですね。



きっと漁業としては利用価値の無い魚なのでしょう。
なんだか変わった、おどろおどろしい形をしています。
おそらくは鮫の一種なのでしょうね。

湾の中にはアザラシがいっぱいいます。
これはちょっと良くないサインです。
アザラシは魚を襲いますので、魚が近寄らなくなっている可能性があります。

しかもなんだかデブってて目にもかわいく無いやつらです(笑)
写真を撮りたかったのですが急速潜航。浮上しませんでした。

しかしこの湾は実に絵になるなぁ。
アイルランドの港は漁船などよりもレジャー用のヨットが多く停泊していて、
どこも綺麗な風景を見せています。




埠頭の先端に着きましたが、誰もいません。
釣りをする人がいればすぐ話を聞くところなのですがそうも行きませんので、
さっそくゴミをチェックです。

あるある。サビキやら仕掛けやらの袋、紙。
糸の切れ端もいっぱい捨ててあります。
アイルランドの釣り人は、日本と違ってマナーがとても悪いです。

と、こんなものも見つけました。



これは・・・重りの代わりにその辺のボルトを使ったようです。

辺りを見てみると、何かをかけておくためのものでしょうか。
頑丈な鉄製のパイプが地面から生えています。
触ってみると案の定グラグラです。ここから取って使ったに違いありません。
ワイルドなヤツがいるようですので、気をつけることにします(笑)

そしてずっと気になっていたのですが、
小便の用な、でも何か違う、それでいてよく知った臭いがします。

あーあー。そうです。この臭い。
ネズミの排泄物の臭いです。
以前スナネズミを飼っていたころ、よくかいだ臭いです。
これはかなりの臭いだな。飯を食べる気にはなれない場所かもしれない。


Skerrisの埠頭はDun Laoghaire(ダンレオリー)などと同じく、
外海に面する側は高い堤防になっています。
しかしダンレオリーのように気軽に出ることは出来ないようです。

歩いてくる途中では、外海へ向かって釣るのは不可能に思えましたが、
先端にありました。物見櫓と言うか監視台というか。



かなり高さがありますし、少々狭い場所ではありますが、
ここからなら外海へ投げることもできそうです。
よしよし。


これで下見は充分です。
車も埠頭までもってくることにしよう。
帰りは来た道をぶーらぶら。



アジア人が珍しいのか、結構こちらを見る人たちがいます。
Skerrisは車が無いとなかなか来るのが難しそうですので、
外国人観光客はあまり見かけないのでしょうね。
歩いていてもあまり外人を見かけません。いい天気なのになぁ。

視線は気にせずベンチでタバコでも吸って。



いよいよだ。釣ってみよう!


パパ先制打


Skerries Pier, Skerries, County Dublin/Fingal(スケリー埠頭、スケリー)


大きな地図で見る

 ダブリン州にあるのかフィンガル州にあるのか不明。スケリーの観光サイトではダブリンとなっていますが、Googleではフィンガルとなっています。
 M50またはN1を用いてM1へ。ジャンクション4にてSkerries R132の表示にしたがってM1を下りる。その後は道路表示にしたがいSkerriesへ。
 Skerriesへと入るトンネルを抜けてすぐあるランダバウトを右へ。直進すると左手にツーリストインフォメーションセンターおよび風車がある。さらに直進するとモニュメントがある。それをさらに直進し、T字路にぶつかったら右折。海岸沿いに走ると左側に漁船が並ぶ埠頭がある。入り口のそばにはRed Crossの事務所及びレストランあり。
 漁船が動いておらず、道が空いていれば埠頭内に駐車も可能っぽい。また、埠頭を含む入江に沿った道路はほとんどが無料で駐車できる。埠頭を過ぎた先にも無料駐車場が二ヶ所。子供を遊ばせる施設や要塞の跡などがある。
 釣りといわず、純粋に遊びに行っても楽しそう。砂浜は広く長く、景色も素晴らしいところです。
  


Posted by パパ先制打 at 04:38Comments(0)Skerries

2009年10月01日

臭い対策 ー コンポスト(調査)

こんばんは。今日も臭い対策に励みました。
(Skerriesの続きは写真などの編集が終わり次第書こうと思います。ごめんなさい。)

さて、酸はあきらめた方が良さそうですので、
コンポストを調査します。

どうやら段ボールコンポストというのが人気のようです。
手軽にスタートできますし、室内でも行えるというのは良いですね。
雛形としてぴったりなので、これを我が家にあわせて変えていけば良さそうです。

さっそく気になった点がいくつか出てきました。
1、米ぬかを使うような話があったが、こちらでは入手が困難かつ高価。
2、もみ殻くん炭は入手不可能。
3、ダニが発生するらしい。
4、ダンボールでは破れないか心配。
5、水漏れ。


コンポスト材についてはこちらにあるもので何とかするしかなさそうです。
とりあえずピートモスはまさにご当地のものなのでOK。よって米ぬかは不要。
籾殻薫炭は酸性を低減するのが目的みたいなので、
別のもので適当に代替できないか探してみます。(それこそ重曹とか無理かしらね)
ホームセンターのコンポストコーナーを当たってみよう。
添加剤なども色々あるかもしれない。pH調整薬剤もあるでしょう。


ダニというのはかなり心配。
殺虫剤をまいてしまっては本末転倒だものなぁ。
油をさすことで温度を上げ、数を減らすなんて言う記事もありましたが、
はたしてどの程度の効果があるか。

べつにグリーンだエコだという理由でやるわけではありませんし、
そもそも居たって出てこなければ構わない訳です。
蓋に殺虫剤を塗っておくとか、蓋の形を工夫することでうまくいかないかな。

出来たコンポストに農薬が混ざることについては抵抗ありません。
第一、コンポスト自体の処理は、黒箱になる可能性も大だと思われます。
しかし農薬のせいで微生物の活動が減ってしまうのでは本末転倒ですから、
なにかの方法を考えないといけないなぁ。天敵導入?


箱は木で作る。もうこれは決定。
ダンボールではどうにも安心できませんし、大家も何だこれはと言うに決まってる。
内側に油を塗っておくと良いという情報がありました。メモメモ。

通気についてはまた何か考えないといけないかな。
底に穴を開けて、下に殺虫剤を溶かした水を張っておくのが良いかもしれない。
お、これで水漏れもクリアできるかな?


そして蓋。というか空気の通り道。
ハエやその他の虫を防ぐためにも、何かナイスな形状を考えてみようと思います。
ほら、あの縁の下何かにあるみたいな。
面倒なようならば、殺虫剤をうまく利用できないか試してみよう。
こんな時、網戸の網があればなぁ・・・。


箱の設計図をざっくりひきおわったので、
英国を中心にチェーン展開している大型ホームセンター「B&Q」へいきます。
開いている時間を調べたところ、どうやら店舗が他にもあるらしい。
ダブリン内に2つあるとは知らなんだ。

おっとと。Tallaght(タラ)じゃないか。
これまではLiffey Valley(リッフィーバレー)へ行っていましたが、
Tallaghtなら近くだ。こいつはいい!
ザクッと揃えてバシッと作ってドバドバドバッと設置だ!!


が、撃沈です。
財布忘れました・・・。<おばか

仕方ないので何が売ってるかウィンドウショッピングです。
と、売られていると思っていたものが案外ありません。
これは慌てて買い込まなくて正解だったかも。不幸中の幸です。


まず、ピートモスは見つかりませんでした。すごく意外。
ピートフリーの出来合いコンポストは様々なものがあるので、
こいつから一番安い何かを選んで使おうと思いますが、
防虫剤や防火カビ剤などが配合されているものはきっとダメでしょうね。

そして、既に腐葉土の状態のものでも、分解ってしてくれるのかわかりません。
飽和状態、とかあるんだろうか。
家に帰って調べてみても出てくるのは腐葉土を作るページばかり。
あたりまえですが。
ま、こうなりゃ試してみるしかないですよね。

店ではオーガニックのものがないか探してみたのですが、
ちょっと見当たりませんでした。
次行くときにはもうちょっと細かく見ようと思います。

しかし自分で土を配合するような人は、あまりいないのかなぁ。
こういうのって、自分でやるのが楽しみの一部だと思うんだけどな。


コンポスター(木箱)は自分で作るつもりでしたが、
オークで出来た無垢の小箱が約13ユーロで売っていました。これは使える。
でも念のため材木の値段もチェック。・・・高い。
というわけで、これに足をつけてやろうと思います。売り切れるなよ〜。

箱に塗る防腐塗料は英訳を知らないので、説明を読みながら判断しました。
どうやらWood Stainという塗料がそれに当たるようです。
色をつけるのが主目的の塗料ですが、
外に置く家具や窓などに塗ることで、雨風から木を守るとありました。
しかし物によっては殺虫剤が含まれているので注意が必要そうです。

こちらは涼しく虫があまりいないということで、網戸を見たことがありませんでした。
が、なんと網戸の素材を発見。モスキートストッパーときたもんだ。
これは大収穫。値段も安いし、そっくりそのまま敷いてやってもいいかもしれない。

農薬の類はよりどりみどり。
もう必要ないかもしれませんが、部分部分でうまく使おうと思います。


コンポストは空気を充分に含ませるため、毎日かき回す必要がありますのでシャベルは必須。
しかしこちらは道具が高い。一番安くてちっこいシャベルが6ユーロくらい。
これはしょうがないことなんだけど、つい日本と比べてしまいます。
日本は本当に物が豊かです。

ぶらっと眺めたところ草を抜くための三股?があり、
空気を混ぜるのにもってこいな形に見えました。
値段は一緒。ならばこいつを使おうと思います。


と、思いもよらず調査になってしまいましたが、
明日改めて、今度は財布を持って出撃です。

臭いを封じて早く釣りがしたい!!
だって、今日はものすげぇいい天気だったんだぁ!(泣)


パパ先制打


臭い対策 - コンポスト(製作/設置)」へつづく。  


Posted by パパ先制打 at 04:58Comments(0)ゴミ問題