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アイルランドで就職。家族とともに暮らしていたが事情あって一人残ることに。一時帰国中にリラックス+お金のかからない遊びとして市原海づり施設デビューしたが、とても楽しかったためアイルランドでも続けることに。
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2009年10月23日

コンポストのその後。

皆さんこんばんは。

アイルランドは雨続きです。
これでは釣りも無理。すぐ寒くなっちゃうんだろうなぁ。


魚の生ごみから発生する悪臭対策のために作った室内コンポストですが、
効果は抜群でした。見事なものです。

まだ分解能力はそれほど高くないようですが、
釣った魚のうち、半分くらいの魚から出た生ごみを投入したのですが、
じつにきれいに処理されています。
いわゆる生ごみはまったく見当たりません。土と見分けがつきません。
非常に時間がかかっているのはトマトのツルくらいです。

また、臭いはほとんど皆無といってよいでしょう。
甘い臭いがする、生の肉や内臓を入れた後には腐臭がするなどの記事もありましたが、
まったく気にならないレベルといってよいです。
はっきりいって、ビニールに捨てて口をふさいでいたときのほうが臭かったです。


が、問題も発生しています。


まず、木箱で作ったは良いのですが、
組み木でできていたということと、塗装を施さずに水分を含むものを入れていたため、
ほんの一週間ほどで木に反りが発生。フタが割れました。

しばらくはそのまま使っていたのですが、
その後フタの隙間から入り込んだのか虫が発生しました。
おそらくはショウジョウバエではないかと思われます。

臭いがほとんど無かったので隙間は別段気にせず使っていたのですが、
さすがにショウジョウバエの発生には参りました。

対策を施すことにします。


まずは箱の整形です。ともかく、きっちり塞がなくては。
さっそく割れてしまったフタを箱からはずして観察します。

枠は4つの木材から、天板は3つの木材の合わせ木でできていました。
天版の2枚の木材が水分を含むことで膨張して反りが生じ、
互いにぶつかり合うことで徐々に2つに分かれてしまったようです。
枠の角にあるホゾが、一箇所完全に外れてしまっています。

枠をはめなおそうと思いトンカチで叩いたり体重をかけてみたのですが、
まったく戻る気配がありませんので、
天板の一部とそれに接着されている枠の一部を無理やり引っぺがしました。

どうやら反りというものは、かなり深刻なことのようです。
力任せでは全く直りません。

コンポストのその後。
Camera : Nikon D40


とりあえず軽い反りは接着剤で補正します。

スポンジを使って反りの内側に軽く水を含ませた後、
接着剤をつけ万力で無理やり閉めなおします。

コンポストのその後。

この状態で一日放置したところ、
どうやらこの部分の反りは補正されたようです。
思ったとおり反対側が割れましたが、少しだけですみました。
この割れは下まで通っていないようですので、
木材が再び膨らんだときの余剰スペースとしてそのままにしておきます。


次に無理やり引っぺがした部分の、互いに当たってしまっている部分を削ります。
カッターナイフしかないので根気よく、薄く長く削り取っていきます。
見た目はあまり大事ではありませんので、さらに膨らんでもよいよう隙間を作っておきました。

十分に削ったおかげで、再びはめ直すことができました。
たっぷりと接着剤を塗り、両側を反りの上から万力で固定。補正します。
こちらもどうやら、うまく直ってくれたようです。


最後にできてしまった隙間をフィラーで埋めます。
何回かに分けて、しっかりと埋めていきます。

コンポストのその後。

どうやらフタは平らになり、サイズも元に戻りました。

が、このままではまた反ってきてしまう可能性がありますので、
今度クギを買ってきて、ビシバシ打ち込む予定でいます。
さらに合板も買ってきて、上にべったり貼り付けちゃうつもりです。


さて、フタを直している間はダンボールをかぶせておいたコンポストですが、
直している3~4日の間に虫が急激に増殖しました。
今日もふたを開けてかき回そうと思ったのですが・・・・とてもじゃないが。
すごい数です。ちょっとビビリました。

フタがきちんと閉まっていたころには全く発生しませんでしたので、
隙間がやはり問題となったと思われます。
一度入り込んでしまった以上、今後は中で勝手に増えると思われますので、
何とかして駆除する必要があります。

しかしコンポストは微生物を飼う箱ですので殺虫剤をまくわけにはいきません。
というか、アイルランドは大して虫がいませんので、殺虫剤なんて持ってないのです。


以前調べた時に、コンポストの温度を上げると良いとありましたので、
廃油などを加えていたのですが、いかんせんアイルランドはもう晩秋。
設置したてということもあり、温度がとても上がりませんでした。

コンポストのその後。

そこでセントラルヒーターにびったりくっつけ、ぼろ毛布で囲んでしまいました。
また、空気穴からたっぷりとタバコの煙を2本分吹き込んでやりました。
寝る前にもう一本入れてやるつもりです。

温度差が生じる上に、ヒーター側は急速に乾燥が進むと思われますので、
箱がビシリと割れる危険もありますが、そこは賭け。
駄目になったら今回の教訓を生かして再挑戦ですなぁ。

ブログを書いている今現在で3時間ほど経過しましたが、
手を毛布の中に入れるとかなりの熱気です。
これで少し弱ったり死んだりしてくれると良いのですけれども・・・。


こういう方法をとって一度は駆逐しても、また発生するのが目に見えています。
それに、すべてを殺せるとはとても思えません。
将来を見越して、何かしらの対策が必要です。

調べたところ、インド原産のNeem(ニーム)の木が虫除けに相当な効果があるとのこと。
eBayを調べてみたところ、Neemのオイルはこちらでも手に入るようです。しかも安価。
防虫効果もあるとしっかり書いてあります。

とはいえ、虫「除け」ではやはり不安が残ります。
とりあえず頭においておいて、直接殺す方法を考えます。
あの数、ああ・・・殺らねば殺られる。

殺虫剤はオーガニック殺虫剤と銘打った品もありましたが、
なんだかやっぱり怪しげです。
安全な材料で作る自家製剤が良いのではないかと思いました。

Organic Pest Control Guide : http://www.extremelygreen.com/pestcontrolguide.cfm

このページはぱっと見た感じかなり良さげで参考にしたいと思いますが、
日本のページでタバコ水やニンニク油をつかって駆除できるというページが幾つかありました。
これならば今家にあるもので作れます。

GOGOXのぼちぼち日記 : http://ameblo.jp/gogoxap/entry-10345748701.html
あんしんなタオル : http://www.miyahara-t.com/essay/h18.02.6.html


材料
ニンニク、ごま油、石鹸、水

作り方
1、ニンニクは細かくしてごま油につける。
2、1~2日置いてから石鹸水と混ぜる。
3、薄めて散布する。


読む限り、簡単そうですので早速やってみることにします。

コンポストのその後。

タバコは吸殻を水に投入。ちょっと越したりするのが面同そうです。
ニンニクは生ニンニクがなかったので粉ニンニクを投入。
明日石鹸水を作り、薄めてから噴霧してみる予定です。
うまく効くと良いのですけどね。


さて、寝る前にはタバコを吹き込み空気穴を封鎖。
明日一日熱を加えて放置して様子見です。
タバコやニンニク油も効くと良いのですが・・・。

しかし、これで駄目ならあっさり殺虫剤だな。
化学薬品は微生物への影響が未知だからできれば避けたいけれども、
虫と同居は耐えられません。

たのむ!うまく行ってくれぇぇ~~~~!


パパ先制打


ようやく落ち着いたか・・・」へつづく。




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Posted by パパ先制打 at 08:10│Comments(0)ゴミ問題
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