アイルランドで癒し釣り

みなさん今晩おはようございます。
今冬の道具見直しショッピング第２回です。
なお、第１回はこちらです。　＞　道具みなおし（１）

ナイフ、プライヤー、ハサミといい感じの道具がそろいましたので
次は持ち運ぶためのバッグです。

ポリシーとしては、竿以外の全ての道具が入ること。
仕切りやポケットが少ないこと。形がある程度保たれること。
どさどさ放り込んで、肩に掛けられること。
見た目が大仰でないもの。普段着スタイルが好み。
というわけで、いわゆるフィッシング・バッグ（やグッズ）が嫌いなんです。


Camera : Nikon D40

これまでは以前イギリスで友人がおいていったナップザックを使っていました。
このナップザックはいかにも安物でしたが、
ナイロン製なので洗えばすぐ乾くし、
捨てるつもりでいたので壊れることを気にする必要もなく使えて重宝してました。

しかし、いかんせん持ち運びが面倒でした。
安っぽさ満点の背負い紐のせいで背負うにも掛けるにも不安定なものですから、
結局手でぶら下げていくことに。
また、型崩れしやすいので結局取り出すのが面倒。

あまり危ないところには行かないとはいえ、
せめて片手が空いてないと危険が増すのは確かです。

ちなみに理想は日本にあるバッグ。
思いっきり安物なのは変わりないのですが、
洗ってもすぐ乾くナイロン製。
コンパクトな幅と高さ、そして比較的広い奥行きを持っていて、
フチには型崩れしないようプラスチックの芯がうめてあります。
大学時代から足掛け１５年以上使っていますのでぼろぼろですが、
なあにまだまだいけるいけるの耐久性。


というわけでebayをあちらこちら探したところ、
良い感じのバッグを見つけましたので購入。


Image from ebay.ie

Jungleというメーカーの防水バッグ。送料込みで10.99ポンドなり。
帽子やらレインコートやら荷物が多いので大きめのものを選びました。

私が中学生のころ皆使っていた学生カバンに形が似ています。
知りませんでしたが「帆布製肩掛け学生かばん」っていうみたいです（笑）
サイズも同じくらいかな。

こんな形のバッグはメッセンジャーバッグと呼ばれていて、
郵便屋さんや自転車メール配達人さんが、肩から掛けてるのを見かけます。
もっとも彼らのはプロ使用で、デザインが悪く、
しかし機能性は高く、なにより値段が張ります。


「あれ？クーラーは？」と思った方もいるかと思いますが、
アイルランドには釣り用クーラーというものは売ってません。
売ってたとしても、日本からの輸入品ですので高くてとても手が届きません。


Camera : Nikon D40

というわけで、普段はスーパーDunnes（ダンズ）の買物袋。
いくらだったかも覚えてません。２ユーロはしなかったような・・・。

いえね、頑丈だし軽いし一杯入るし丸洗いできるしどこでも買えるし　＜あたりまえ
これはこれで良いんですよ。
気温もそんな高くないので、ひどく長居しなければ良いだけですから。
（でもやっぱりキャンプ用のでいいから欲しいなぁ。）


最後は服です。

つくづくわかりましたが、アイルランドの釣りは寒い！
気温自体もそうですが、とにかく風が強いのがたまりません。
１１月１２月は、２時間以上釣りをすることは一度もできませんでした。
（純粋に寒さでギブアップ）

体が冷えていると、思わぬことで怪我をしますし、
風邪などにもかかります。
衣料にお金を掛けるのは、冬の釣りでは必要でしょう。

というわけで日本で買ってまいりました。
さすがにアイルランドで買う気はおきません。（高くて質も悪い）



Camera : Nikon D40

まずは手袋！
他の事は雪だるまのように着込んでカイロを仕込めば何とかなっても、
手だけは寒いままですので、絶対買おうと決めていました。

釣具屋であれこれつけて比べた結果、
双進のRBBブランド、タイタニュームグローブＶネイビーを購入しました。
（リンクはタイタニュームグローブIIIです）
家に帰ってためしに縫い針に縫い糸を通してみましたが、問題なし！


Camera : Nikon D40

立体裁断ということもあり、フィット感は非常に良好です。
寒さも十分にしのぐことができました。

また、手のひら側はラバーになっていて、
つけたままでも作業がとてもしやすかったです。
さすがに道具なしで針をはずしたりするのは難しかったですけれど、
釣行先ではつけたまま携帯やデジカメが操作できたのが意外と助かりました。

ただ、通気性はかなり悪く感じました。
しばらくつけているとかなり湿っぽくなってきて、蒸れました。


そしてタイツ！


着用済みの一品。Camera : Nikon D40

シマノのブレスハイパー＋℃スムーストレッチ アンダータイツ（薄手タイプ）Mサイズ。
今回の日本での買い物で一番よい買い物になりました。

しっかりフィットする感がありますが、
動きが制限されたりすることはありませんでした。
発熱も、失礼ながらなんだか本当っぽいです。
動くと急激にあったかくなるのを実感しました。
微量であっても汗が出るせいなのでしょうか。


Camera : Nikon D40

悪いところはなし！さすが釣り専門衣料。完璧ですな。

私の妻は寒がりというか体温調節がうまくいかないというか、
体がとても冷えやすいので、ひとつ買ってあげたいと思います。
フィット感は高いですが、動けば暖かくなるので
冷え性の肩にもいいんじゃないかなぁ。


ソックス！てか、靴下！


着用済みの一品・・・度々汚くてごめんす。Camera : Nikon D40

シマノの>Nexus ブレスハイパー＋℃ロングソックス（先丸）チャコールグレーを購入。
これもタイツと同じく水を吸って発熱するというものです。

写真でもわかるとおり、裏は起毛になっていて、
スキー用靴下のようにかなり分厚くなっています。
靴によっては入らない可能性もあると思います。

サイズはフリーということで23.5cmの私には心配でしたが、
問題なく着用できました。
私の足が扁平で幅広なせいかもしれませんが、
フィット感は少しきつすぎた感じもします。　＜後日、こなれてきました。

そしてやはり・・・・うーん。発熱しているよな。これは。
じっとしていても足が寒くなることはありませんでした。


最後はジャケットなんですが、釣具屋さんで見てみたものの、
目ン玉飛び出るくらい高かったのであきらめました。
高いんですねぇ、釣りウェアって・・・。
ウン万円もするものを着ては落ち着いて出かけられません。

が、幸いというかなんというか、大掃除の最中に
大学時代着ていたライダージャケットが出てきましたので、
それを利用することにしました。


Camera : Nikon D40

買ったときは３万円位したやつです。
雪の中、良くこれを着て運転したもんだ。懐かしい。

バイク用ということもあって、防水防寒防風。
チャックもインナー、外装の２つ＋ベルクロと雨風をしっかり防ぎます。
まったく寒くありませんでした。最強。
手を突っ込むポケットがないんですけどね～。


こいつらにユニクロのヒートテックタートル＋タイツに
カイロを組み合わせればもう無敵というものです。


これら装備はだいぶ前になりますが、正月に市原海釣り施設で試しました。
ちなみにこの日は海タナゴ４、アイナメ２、ボラ１、フグ１、コノシロ１と、
初めて五目釣りを達成した日でもあります。（記事はこちら）

結果といえば、気温が５～１１度＋風速５～１２ｍの中、
まったくカイロいらずで９時間行けました。
もっとも車に乗って以降はなんだか体が冷えてしまって大変でしたが（笑）
なぁに、帰ったらすぐ風呂はいればいいのさ！


結局トータルで暖めないと、部分的にひどく冷え込むだけでなく、
体の温度調整が狂うのか、芯まで冷え切ってしまうことがわかりました。

次に買うものはオーバーパンツかな。
唯一防風になってなくて、寒いところだったし。
バイク用のジャケットが思いのほか良かったので、
釣用にこだわらず、例えばバイク、登山、スキー用品も視野に入れるつもりです。


さぁ。今ある道具をきれいに洗って、
捨てるものは捨て、つめるものはタッパーにつめて、
道具とカッパを肩掛けカバンにぶち込み、
服をばっちり着込んだら釣行準備完了です！

さて、買ったものがいつ届くことやら（笑）
毎回時間かかるんですよね。


パパ先制打