2018年03月04日
「東からの獣」写真・学んだこと
ダブリンは雪景色です(*´∇`*)
写真をたくさん撮って来ましたので
ずららら〜っとならべます。┏◑ ペコリン
追記:
ようやく落ち着いたので写真と時系列コメント、
さらに今回の経験から学んだことを追加しました。
パパ先制打
(トップページから見ている方は、下の
「続きを読む」をクリックしてくださいね。)
写真をたくさん撮って来ましたので
ずららら〜っとならべます。┏◑ ペコリン
追記:
ようやく落ち着いたので写真と時系列コメント、
さらに今回の経験から学んだことを追加しました。
パパ先制打
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照明、暖房、温水、調理器など
生活用具がほぼ全て電気のため
停電で生活水準が急降下。
ライフラインとしては
食料・水、通信以外がアウトです。
ガスはなし。灯油系はそもそもない笑
(ケロシンとして売ってるが入手法は特殊。)
停電状況としては
水曜〜木曜午後が点いたり止まったり。
木曜午後から土曜午後までは連続して停電でした。
トータルでだいたい60時間程度だと思います。
充分な準備で挑んだつもりでしたが
実際のところはずっと難しいものでした。
というかこの程度の気温、
たったの4日間でこんなにやられるとは・・・
食料と水には事欠かなかったのに・・・
長引いたら本当に参ってしまいます。
特に暖かい食事というものは
思っていたよりずっと大事でした。
さて、今回学んだことは以下のとおりです。
日本と違う部分も多いと思いますので
微細なツッコミはどうかご勘弁を。
┏◑ ペコリン
状況:雪/吹雪ときどき曇
場所:散歩を除いてほぼ常に室内(布団のなか笑)
外気温:−5℃〜0℃
風速:ほぼ常に10m/s以上、時折緩和
期間:約4日間
気象警報:赤
アイルランドの気象警報は黄・橙・赤の三段階です。
赤になると交通機関や学校などの
公共サービス停止が始まります。
生活用具がほぼ全て電気のため
停電で生活水準が急降下。
ライフラインとしては
食料・水、通信以外がアウトです。
ガスはなし。灯油系はそもそもない笑
(ケロシンとして売ってるが入手法は特殊。)
停電状況としては
水曜〜木曜午後が点いたり止まったり。
木曜午後から土曜午後までは連続して停電でした。
トータルでだいたい60時間程度だと思います。
2018.02.28 (Wed) |
---|
早朝TCDを除く大学機関が木曜までの休校を通知。 パパ宅断続停電に入る。 |
2018.03.01 (Thu) |
一晩停電したため前夜眠れず昼過ぎの起床。 主要公共交通機関停止。 病院が外来閉鎖。 TCD金曜までの休校を通知。 他大学休校を週末まで延長。 |
パパ宅連続停電に入る。 このへんで部屋と外の気温差を ほとんど感じなくなった。 |
2018.03.02 (Fri) |
やはり眠れず正午すぎに起床。 モバイルバッテリー終了。 |
ESB技術者が来るものの電源復活せず。 スマホ充電が40%に。災害用節電モードに切り替え。 タラ地区で略奪発生。(クリックでYoutube動画) |
2018.03.03 (Fri) |
深夜2〜3時ごろから急速に天候回復。 室内の気温も上がったのを感じた。 朝方ESBが道路にブルを入れた。正午ごろ起床。 正午にてダブリン地区の気象警報が橙に緩和。 主要公共交通期間サービス開始。 |
午後3時ごろにパパ宅電源復活。 |
TCDが日曜午後から開校を通知。 他大学は月曜朝から。(現在) |
充分な準備で挑んだつもりでしたが
実際のところはずっと難しいものでした。
というかこの程度の気温、
たったの4日間でこんなにやられるとは・・・
食料と水には事欠かなかったのに・・・
長引いたら本当に参ってしまいます。
特に暖かい食事というものは
思っていたよりずっと大事でした。
さて、今回学んだことは以下のとおりです。
日本と違う部分も多いと思いますので
微細なツッコミはどうかご勘弁を。
┏◑ ペコリン
状況:雪/吹雪ときどき曇
場所:散歩を除いてほぼ常に室内(布団のなか笑)
外気温:−5℃〜0℃
風速:ほぼ常に10m/s以上、時折緩和
期間:約4日間
気象警報:赤
アイルランドの気象警報は黄・橙・赤の三段階です。
赤になると交通機関や学校などの
公共サービス停止が始まります。
- 火が使えないのは何にも増して辛い。
これさえ何とかなれば
倍の期間でも大丈夫そうだ。 - 吹雪いていると窓が開けられず
後には煙突含め雪で埋まるため通気がない。
さらに停電すると換気扇も動かないため
程度の差こそあれ不完全燃焼を起こす
キャンプ用火器は基本的に使えない。
=火災報知機鳴りまくり
=暖がとれない
=温かい食事や飲み物がない - 屋外でも火を使うのはまず無理。
雪だ雨だというより風が強すぎると無理。 - 一酸化炭素を最小限にするため
アルコールランプを自作して使用した。
ろうそく程度の火だが
風がなければ結構使える。
暖をとるのは無理だが
簡単な調理やコーヒーくらいならいける。 - ただ停電の室内で火を使うのは
思っているよりもはるかに危険に感じた。
ランプを使用したのは2度だけ。 - 消防がまともに動かなくなるので
万が一を考えると火の使用は非常に難しい。
キャンプ場や屋外とはまるで違う。 - 燃料、メーカーに関わらず
製品によって一酸化炭素排出量は
様々なので安易に使えない。
参考:Airs:キャンプストーブの一酸化炭素排出量
コールマンのツインストーブの出番なし。 - アイルランドで灯油は売ってない。
灯油ストーブは偉大。 - タバコは外に出て吸った。
- 気象警報(赤)でほとんどの店は閉まる。
ただしパブはしぶとく開くので
逃げ込むならパブ。 - 公共交通機関はタクシーを含めて
あてにならない。
スタッドレスタイヤがないので
車もあてにならない。 - 3日目くらいで治安というか雰囲気が
明らかに悪化した。自身も同様。疲弊。
新興住宅地ではブルを使った略奪も発生。
(クリックでYoutube動画) - 停電が続くと火災報知器等が
誤作動を始める。 - 暖房が止まってからだいたい36時間で
レンガ(家)から暖気が完全に抜け
室外と室内の気温が一緒になる。 - 暖かい食事がとれなくなってから
急激に体力精神力とも消耗した。
缶詰、瓶詰、菓子類を食べ続けるのは
かなりの苦行。
ボトル水を飲みつづけるのも苦行。
バリエーション大事。 - おにぎりは神。
おにぎりは神。(大事なことはry - 生ものは野菜、たまご、納豆最強。
室温が低いので冷蔵庫内は結構もったが
48時間あたりで肉類が香り始めた。 - 魔法びん必須。
湯を沸かすたびの追加で幸せ。
やるべきだった。 - 暖に関しては羽毛が無敵。
ダウンを上下着て帽子をかぶり布団に潜れば
薄手でも氷点下一桁ならかなり平気。
外に出るときもインナーにしていれば
汗をかくくらい暖かい。 - 不要な厚着は厳禁。
布団内で靴下を重ね履きしていたら
気温マイナスなのに汗かいて寒いまま。
裸足の方がずっと早く暖かくなった。 - 充電系の機器はストレスの温床。
大量の乾電池が不安を減らしてくれた。
ライトはかならず乾電池。 - ヘッドライト必須。
手持ちでは話にならない。
両手が空いてないと暗闇で危険。 - LEDライトは最小の光にとどめれば
相当長い時間もつ。
Energizerの単三8本LEDライトは
48時間以上もってまだ使える。
充電したら1本約1100mAhで
満充電となり、ラベル通りの容量なら
半分も使っていないことになる。
中華の単四4本ヘッドライトは
もっと長く使ってるがまだまだ大丈夫。 - スマホのライトは使いづらい。
そりゃ不便を承知すれば使えるが
もっと大事なことのために
バッテリーを温存すべき。 - XperiaのUltra STAMINAモードが
素晴らしくて感動した。
FM放送を6時間ぶっ通しで聞いても
10〜15%程度しか使用しなかった。
機内+スリープなら6時間で2%減のみ。
(Xperia X Compact、使用開始して1年半)
しかし再起動では1〜3%減った。 - ウェブを閲覧すると
バッテリーがあっという間に減る。
広告が多いと意外にもTwitterより減る。
停電時は広告ブロックソフト必須。 - 適度な運動がとても大事。
動いてないと寒いせいか
腰痛と肩こりがすさまじい。 - 紙媒体、書籍類などは救世主。
楽しんでいる間は
空腹も心配も倦怠感もさようなら。
タグ :撮りまくり思ったよりもキツかった